銀行員の給料・年収

収入は安定の傾向

昔から銀行員というと「高給取り」「安定職」というイメージが強く、銀行に就職する人=エリートと考えられる傾向がありました。実際、銀行は、一般企業に比べると経営が安定した企業として知られています。

東京商工リサーチのデータによると、2012年3月期の国内銀行107校の平均年間給与は、6,047,000円でした。これは一般企業と比べると、高めの水準と言えます。

ただし、これはあくまでも平均の年収です。銀行と一言で言っても「地方銀行」なのか「ゆうちょ銀行」なのか「都市銀行」なのか「日本銀行」なのか「外資系投資銀行」なのかによって、規模や給料が大きく異なります。

データを見てみても、大手銀行の年収が7,383,000円であるのに対して、一部の地方銀行は5,422,000円となっており、200万円近い差があることになります。

資格の取得で手当が出ることも

銀行員は、常に「金融に関するプロフェッショナル」であることを求められます。そのため、金融商品や社会経済に関する幅広い知識を身につけるために、さまざまな資格試験や検定試験にチャレンジすることになるのが特徴です。

代表的なものとしては、会計に関する実務について問われる「日商簿記2級」や、金融・証券・保険・年金などについて幅広い分野の知識が必要な「ファイナンシャルプランナー」の資格があります。

さらにこれ以外にも、不動産の取引について問われる「宅建(宅地建物取引主任者)」や銀行業務全般に関する知識が問われる「銀行業務検定試験」などもあります。

こうした資格・検定試験への合格は、単に知識を身につけることができるだけでなく、資格手当につながることもあります。いつもの給料にプラスして月々の手当てがもらえるようになるので、年収で考えると大きな収入アップが見込める場合があります。

社宅に入れば家賃は格安に

銀行員は転勤が多いぶん、福利厚生が充実しています。各地に銀行員専用の社宅が用意されており、人によっては数十年にわたって社宅を転々とすることになります。

社宅の家賃は非常に安く設定されているため、社宅暮らしは貯蓄の面で大きなメリットがあります。社宅以外でも福利厚生は整っており、不況が言われる昨今でも、銀行員は安定した待遇で働くことができます。

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