1分でわかる「精密機器メーカー社員」

仕事内容
精密機器メーカー社員とは、計測機器、光学機器、分析機器など、微細な部品で構成され、さらにソフトウェア制御や電子制御によって動く精密な機器を開発・製造・販売する企業で働く人のことをいいます。市場で求められている製品を企画し、技術を駆使して精密機器を製造し、顧客に対して販売することが大きな役割であり、技術を研究する人、設計を行う人、製造に必要な設備を整える人、実際に手を動かして製造を行っていく人、完成した製品の検査や品質を管理する人、自社製品をPRして顧客を増やすために営業活動をする人など、さまざまな役割を持つ社員が活躍しています。
なるには
大手精密機器メーカーの大半では定期的な新卒採用を実施しており、「総合職」という形でまとまった数の新入社員を採用しています。総合職の採用は大きく分けて「技術系」と「事務系」の2種類の区分で行われ、より高度な専門性が求められる技術系は、理系の大学もしくは大学院で学んだ人が募集対象となることがあります。精密機器メーカーの事務系職種は、営業職がその多くを占めるといわれていおり、とくに新卒の場合は営業からスタートし、キャリアを積んで別の職種に異動となるといったルートをたどることも多いようです。
給料
精密機器メーカー社員の平均年収は600万円前後といわれており、日本の平均年収よりもやや高めとなっていることが特徴です。とくに業界トップクラスの大手企業になると、平均年収は700万円~800万円を超えるようなところも出ています。年齢が上がり40代になって管理職に就けば、年収1000万円を超える人も出てくるでしょう。精密機器メーカーは歴史ある会社も多く、そうしたところは経営が安定していることで比較的給料がよく、待遇や福利厚生も含めて働きやすさのバランスには定評があるようです。
将来性
精密機器メーカーは、企業によって「BtoB」と「BtoC」のどちらの業態にも関連する製品を製造しており、検査機器や計測器といったBtoBの精密機器の場合、一般企業から医療機関、大学、研究機関など幅広い領域に顧客を持つことが特徴です。デジタルカメラなどBtoCの分野は苦戦を強いられているといわれますが、海外市場へと進出し、世界規模でシェアを広げている企業もあります。今後、精密機器メーカー社員として高い英語力、バイタリティ、コミュニケーション能力、異文化理解といった資質・スキルを持っている人には、活躍のチャンスがより多くめぐってくるかもしれません。