一般職の銀行員の仕事

「総合職」と「一般職」の違い

銀行で働いている人たちは、一般的に「総合職」と「一般職」に分かれています。

「総合職」というのは、いわゆる幹部候補生として働く人たちのことです。全国転勤や部署異動を繰り返しながら幅広い分野の知識やスキルを身につけ、キャリアアップを重ねながらいずれは銀行の管理職へと昇進していきます。

総合職は転勤が多いぶん、社宅を利用できるなど待遇が手厚くなります。昔から男性が多いのが特徴です。

一方で「一般職」というのは、特定の部署で特定の業務を継続的にこなすことを期待されて働いている人たちのことです。銀行の窓口で振り込みなどの手続きをしている社員は、ほとんどが一般職の社員です。

転勤や異動はなく、管理職としてキャリアアップしていくこともありません。昔から女性が多く、結婚や出産に伴う退職での入れ替わりが多いのもひとつの特徴です。

「一般職」のメリットとデメリットは

一般職として働くことのメリットは何でしょう。一番に挙げられるのは、銀行員特有の頻繁な「転勤」や「異動」がないということです。

総合職の場合は数年に一度は転勤があるケースも多いですが、一般職の場合は引越しを伴うような異動命令が出ることはないので、同じ支店にずっと勤めることができます。

家庭の事情などで住居を変わりたくない人にとっては、大きなメリットがあります。また、基本的に一般職は残業や休日出勤なども少なくなります。

一方で、総合職に比べると給料は低くなりますし、将来的にキャリアアップしていくこともできません。キャリアアップがないということは、当然、長年働いても給料はあまり上がらないということにもなります。

あくまでも「同じ土地で、同じ業務に携わり、同じポジションで働き続ける」というのが、一般職の働き方なのです。

仕事体験談