銀行員の就職、採用・募集状況

銀行の規模によって採用に差が

銀行員をめざす人の就職先は言うまでもなく「銀行」になりますが、銀行と一言で言っても、日本にはさまざまな種類の銀行があります。

いわゆる日本の中央銀行である「日本銀行」や、大手の「都市銀行」、各都道府県にある「地方銀行」それ以外にも「信用金庫」や「ゆうちょ銀行」があります。

各銀行で毎年新卒採用を行っていますが、募集の規模は銀行によって大きく異なります。地方銀行では数十人の募集が一般的ですが、大手の銀行だと数百人が当たり前で、最も規模の大きい銀行だと千人を超えることもあります。

こうした銀行の場合は支店の数も非常に多いので、必然的に採用者の数も増えるのです。

しかし、銀行は学生の就職先としては非常に人気が高いので、採用者数が多いからと言って決して内定を取りやすいということはなく、毎年厳しい競争が繰り広げられています。

銀行ならではの「リクルーター制」採用

銀行への就職に関する情報収集をしていると、「リクルーター制」という言葉を耳にすることが多くなります。「リクルーター制」とは一体何なのでしょうか?

これは、銀行の社員(一般的には若手の社員)が、選考を目的として大学の後輩と面談をすることです。

表向きはただの面談なので、「採用活動」や「選考活動」と銘打っているわけではありません。しかし、社員が学生に対して一定の評価をすると、また次の社員に紹介をされて面談を受けることになり、それを何度か繰り返すうちにやがてそれなりのポジションの社員と会うことになります。

ここで「当社で働く気がありますか?」というようなことを最終的に確認され、YESと答えることで、事実上の内定扱いになります。

リクルーター制は、社員が人脈を駆使して優秀な学生を確保することを目的としており、昔は多くの民間企業で大々的に行われているものでした。

しかし、近年では一部で「選考課程が不透明」「学閥主義や学歴差別につながる」などの批判があることから、あまり語られることがなくなりました。

銀行はまだまだリクルーター制が残っているところが多い、と言われており、ネット上ではさまざまな経験談の情報交換が行われています。

しかし、実際にどの銀行がどれくらいリクルーター制を残しているかは明らかにはなっていないので、あまり気にせずに通常の選考活動に全力を傾けたほうが賢明でしょう。

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