映画配給会社社員のつらいこと、大変なこと、苦労

不規則な生活になることも

映画配給会社の仕事は、絶対ではありませんが、不規則な生活になりやすい要素をはらんでいます。

というのも、まず洋画買い付けを行うにあたっては海外の映画会社と連絡を取る必要があります。

そうなると、どうしても時差の影響があり、深夜や早朝に対応しなくてはならないといったことも出てきます。

また、土日は舞台挨拶などのイベントが入って出勤ということもありますし、決まった休日がなかなか取れない可能性があります。

さらに、映画の買い付けや宣伝、劇場視察などはルーティンワークではなく、日々決められた時間通りに動けない業務が多々あるため、勤務先によっては定められた勤務時間があるようでないような状況になっており、どうしても生活リズムが乱れたり夜型の生活になっている人もいるようです。

どの映画配給会社に入るとしても、それなりの忙しさはあるものと考えておいたほうがよいでしょう。

「安定」を求める人には厳しい面も

映画は昔から娯楽の一つとして多くの人に愛されているものですが、映画産業はかつてのピーク時に比べると衰退傾向にあり、映画業界における各社も生き残りは決して簡単なことではありません。

実際、最近では中小規模の配給会社が倒産している例も見られますし、たとえ大手であってもヒット作を世に送り出すことができなければ経営は厳しいものとなってしまいます。

なお、映画配給会社は10名以下の小さな組織で回している企業もたくさんあり、一人ひとりのビジネスセンスや嗅覚、努力などによって、大きく会社の展開が変わってきます。

また、「その映画が当たるか、当たらないか」ということについては若干ギャンブル的な要素もあるため、会社に所属することで一番に安定を求めたいという人には苦労が多いと感じる仕事になるかもしれません。

映画へ対する情熱を持ち、自ら道を切り開いていく姿勢が求められるといえるでしょう。