旅行代理店社員の現状と将来性

旅行代理店の現在

人々は昔からずっと変わらず、「旅」をすることに新しい喜びや感動を見出してきました。現在、日本にはたくさんの旅行代理店が存在し、年間を通じて、たくさんのお客さまがそれぞれ旅の目的を持って来店されています。

旅行代理店には大手から中小までさまざまな規模の会社があり、大手の場合、幅広く商品を扱いながらも各社が得意分野や強みを持ち、それらを生かした展開をしています。

とくにブランドネームがある大手では、給料や待遇面も含めて、それなりに安定した環境の下に働けるケースが多いようです。

また、中小規模の代理店でも専門性を高めた商品を販売したり、より顧客目線の充実したサービスの提供といったさまざまな工夫によって、厳しい競争のなかでしのぎを削りながら生き残りをかけています。

旅行代理店の役割は大きい

第1種~第3種旅行業者および旅行業者代理業者も含めた旅行業者数の推移を追ってみると、2008年に10,606社あったものが、2014年には9,948社となり、1989年以来、初めて1万社を割っています。

また、旅行業者はそのほとんどが東京に集まっており、就職ということを考えると、やはり東京が中心となってくるでしょう。

業界そのものが景気や国際情勢の影響を受けやすいことから、旅行業界の企業は好不調の波が発生しやすいことは確かです。

しかし、最近では訪日外国人旅行者数が拡大する一方、日本人向けの国内ツアー活性化や、海外への旅行者数を増加させようという動きも強くなっており、今後も旅行代理店の役割は重要視されていくものと考えられます。

しかし、お客さまのニーズが多様化していくなか、各社の競争はさらに激化していくことが予想されます。従来通りの商品やサービスだけではなく、いかに新しく、お客さまにとって魅力的なものを提供できるかが、これからの旅行代理店にとっては重要な要素になってくるでしょう。

※参考資料
https://www.jata-net.or.jp/data/stats/2015/pdf/2015_sujryoko.pdf