医師の資格・医師免許

医師は「国家資格」が必要

医師は「医師免許」を取得している人だけが就くことができる職業です。「医師免許」というのは国の法律に基づいて与えられる国家資格のことで、この資格がない人が患者に診療や治療を施すことはできません。

医師は人の命に係わるという大きな責任の伴う仕事なので、無免許で仕事をすることは重大な法律違反にあたります。

資格取得の第一歩は大学へ

医師の国家資格を取るためには、さまざまな試験に合格することが必要になります。

まず必要なのは、厳しい受験戦争に勝ち抜いて、医学が学べる大学に入学することです。6年かけて「病理学」や「生理学」などの授業から解剖の実習まで幅広く経験を積み重ね、医学に関する知識や技術を身につけます。

このカリキュラムを修了し、卒業した人か卒業見込みの人には、医師国家試験の受験資格が与えられます。

国家試験合格後、研修を経て医師に

医師国家試験は年に一度行われています。合格率は例年90%近くあるので、まじめに医学部の授業を受けてきた学生であれば、基本的には一発で合格することが可能だと言われています。

この医師の国家試験に無事合格したら、ようやく見習い医師としての第一歩がスタートします。

ただし、この時点では俗にいう「研修医」としての扱いです。病院に勤務することはできますが、給料も低く、任せてもらえる業務も限られています。

研修医として2年間以上の臨床研修を行うことで、初めて一人前の医師として認められ、診療したり開業したりと自由に行うことができるようになるのです。

なお、一度与えられた医師免許は更新の際に試験などはなく、基本的にはずっと有効です。