医学部の面接ではどんな質問をされる? 気をつけるべきポイントは?

医学部の面接では定番の質問あり! あらかじめ準備しておこう

医学部の面接では、大学毎に独自の質問もされますが、どの大学でもよく聞かれる定番の質問があります。

まずは定番の質問内容とその意図を理解して、ポイントをおさえた回答を事前に考えておきましょう。

ちなみに、自分自身がなぜ医学部に入りたいのかを改めて思い出すきっかけにもなり、モチベーションもわきます。

全部で5つの質問を紹介していきますので、さっそく確認していきましょう。

よくある質問1「あなたの強みと弱みを教えてください。」

自分自身の強みと弱みを把握できているかや把握した上でどのような行動を取ってきたかを問う質問です。

将来的に、臨床医になろうと研究医になろうと、医師は勉強の連続です。

また、やりがいはあるもののハードな職業でもあります。

自分自身の強みを活かして、どんな医師になり何を成し遂げたいのかや困難にぶつかったときに克服して、医師として成長していけそうかというポテンシャルが見られています。

高校までに体験したエピソードを交えつつ、強みと弱みを紹介し、強みを活かしてどうなっていきたいか、そして、弱みを自覚した上でどうのように行動していくかを話しましょう。

特に気をつけたいポイントとしては、強みばかりをアピールしてしまうことです。

強みを正確に把握しているのは良いことですが、弱みの把握と克服への行動は、あなたが医師となってからも成長できるかの判断材料になります。

強みで他の受験生との優劣をつけるのが目的ではなく、あくまでも将来的なポテンシャルを測るのが目的の質問だということを忘れないようにしてください。

よくある質問2「あなたが考える医師の理想像を教えてください」

現時点での医師という職業に対しての理解や想いから、あなたの人物像を推し測ろうという質問です。

医療技術は日々進歩していますから、専門的な知識を披露するのではなく、どんな患者さんに、何ができる医師になりたいかという切り口で話すのがポイントです。

医療はあくまでも医師と患者さんとの共同作業。

患者さんに対して何ができる存在になりたいか、そして、そう考えるようになった具体的なきっかけなどを話すとよいでしょう。

逆に、親や親戚のような医師になりたいといった、あいまいな回答は避けるべきです。

もちろん、患者さんとのやりとりや仕事内容を詳しく聞き、自分なりに調べている内に、医師を志すようになった、というようなエピソードがあれば問題ありません。

また、上記のようなエピソードがあっても、白衣姿にあこがれたなどといった、いかにも面接官にがっかりされてしまいそうな表現は、なるべく避けた方が無難でしょう。

よくある質問3「最近のニュースで興味を持った話題を教えてください」

時事問題にアンテナを張れているかやニュースに対する掘り下げから、思考能力を測るのが目的の質問です。

面接の場での思考の瞬発力はあまり必要とされない一方で、普段から何を知り、考え、掘り下げて人格を形成しているかが如実に感じ取れる質問でもあります。

医療関係の話題がベターではありますが、複数の話題を聞かれる場合もありますので、幅広いニュースに普段から関心を持っておくのがポイントです。

ニュースを聞いて何を思い、自分との接点をメモしておくと良いでしょう。

また、話す内容から自然と強みや弱みを裏打ちするケースも多く、普段からの準備や行動がものをいう質問であるとも認識しておいてください。

よくある質問4「趣味や特技はありますか?」

学生の本文は勉強であり、医学部志望ともなればなおさらです。

しかし、他の人や書籍、論文などで知れることだけで、医師ができるわけではありません。

患者さんと会えばコミュニケーションを取らなければいけませんし、研究にはイマジネーションが必要です。

勉強以外の何に取り組み、何を考えているかを通して、人格が問われているのだと理解してください。

とにかくユニークであれば良いというものではありませんが、回答に個性が出やすい質問でもあります。

打ち込んできたことの良さ、あるいは人を喜ばせたり褒められたりした経験があるなら、ぜひともアピールしてみてください。

よくある質問5「うちの大学を選んだ理由はなんですか? 併願はしていますか?」

大学の志望理由と併願校の質問は、セットで聞かれることの多い質問です。

大学の志望理由は、受験する大学の独自の強みを調べて、理想の医師像などとからめて説明できれば十分でしょう。

ちなみに、大学独自の強みを探すには、大学のパンフレットや在学生、卒業生の話を参考にすると良いです。

ちなみに、卒業後も大学のある都道府県に残るつもりだとアピールすれば好印象を持ってくれる可能性もありますが、明確でないなら意思や可能性を前向きに回答してください。

そして、併願校の状況についても正直に答えましょう。

他の大学を志望しているのは自然なことですし、1校だけというのはかえって不自然です。

面接を受けている大学が第1志望で、卒業後も大学に残るか同じ地域で開業したい理由が答えられるとベストです。

医学部面接の質問に特別な対策は不必要。あくまでも自然に人柄を出そう

よくある質問5つを紹介しましたが、いずれも知識を問うような質問ではないと気づいたでしょうか?

医学部の面接だからといって、無理に特別な対策をして、医療の知識を交えての回答をする必要性はありません。

もちろん、自然になら医療関連の話題を出してもかまいませんが、面接官が評価するとしたら、知識そのものではなく熱心さでしょう。

医学部の面接は、他の受験生と優劣をつけるのが目的ではなく、あなたが医師を目指すにふさわしい人柄を有しているかどうかを判断するのが目的です。

医学部の勉強についていける実力を養えているかは、筆記試験で確かめられます。

面接試験では、将来的に身につける知識と技術を使って、あなたが医師としてやっていけそうかを見られていると理解しておきましょう。

医学部面接よくされる質問を知り、人柄を出せるようにしておこう

医学部の面接試験でよく聞かれる質問内容と回答のポイント、面接で見られているのは人柄だということを紹介してきました。

医師になりたいという意識が高ければ高いほど、特別な対策をして、他の受験生よりも優れた回答ができるようにしておこうと考えがちです。

しかし、面接で見られているのは、医師としてふさわしい人間かどうかという事実を忘れないようにして、変に尖った回答はしないように気をつけましょう。

ぜひ、今回紹介した質問内容から、事前に自分の人柄を代表するようなエピソードを事前に掘り起こしてください。

また、医学部の面接対策に不安がある人は、筆記対策だけではなく、面接対策も十分にしてくれる医学部予備校がおすすめになっています。

「授業をしない塾」として知られる武田塾医進館では、88%の生徒が偏差値11以上アップさせることに成功しているほか、医学部の面接対策も手厚くしてもらうことができます。

受験相談は完全無料となっているため、面接対策に強い医学部予備校に通うことを考えている人は、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。