女性の百貨店社員

女性が多い職場

百貨店業界は、昔から女性の割合がだいぶ大きめの業界といわれています。

紳士服売り場では男性社員も多く働いていますが、部門によっては社員のほぼすべてが女性というということもあるようです。

とくにアパレルや化粧品売り場などでは、百貨店の社員ではなくメーカーから派遣された女性スタッフがたくさんいるため、百貨店で働いているスタッフを全体的に眺めてみると、やはり女性の姿が目立ちます。

百貨店は、女性にとって活躍しやすい職場のひとつだといえるでしょう。

大手百貨店では、女性が結婚や出産を経ても仕事を続けられるような時短勤務制度や休業制度などを整えているところも多く、家庭と両立させながら働き続けることも可能です。

女性管理職になる人も

近年、百貨店各社では女性のさらなる活躍を推進すべく、女性社員を積極的に管理職に登用したり、とりわけ重要な業務を任せていったりする動きが出てきているようです。

たとえば、そごう・西武のある店舗においては、過去に女性の正社員比率を3割から8割に引き上げ、係長以上の管理職は全員女性にするといった取り組みを行っていました。

高島屋でも、マネージャーやバイヤーの仕事に就く女性の比率を高め、2013年には大手百貨店のなかで、初めて生え抜きの女性社員が代表取締役に就任したことで話題を集めました。

今後も百貨店各社では、女性が重要なポストを担うケースがさらに増えていくものと考えられます。

社内恋愛が多い?

これだけ女性の存在感が強い環境となると、そこでの人間関係や男女関係はやはり気になるところです。

実際、百貨店に勤務し始めると、思っている以上に閉鎖的な空間だと感じる人も多いようです。

出社すると、バイヤーなど一部の職種の人を除けば退社まで基本的に外に出ることはありません。

自分の持ち場で仕事をこなしていくことになりますが、休憩時間になると、社員たちは同じ従業員休憩室や食堂で顔を合わせる機会が多くなります。

したがって、どうしても限られた人と親しくなりやすい傾向にあります。

そのようななかで男女が意気投合すれば、やはり社内恋愛が生まれることもあります。

ただしアパレルの場合など、ブランドごとに見えない壁のようなものがあるケースも多く、すべての人が親密になるとは限らないようです。