百貨店社員のやりがい、魅力
たくさんの人の笑顔に出会えること
百貨店社員のやりがいは、若い人からお年寄りまで幅広い年代のお客さまに魅力的な商品をお届けし、笑顔を生み出すことにあります。
百貨店には多種多様な職種があるため、決して全員が直接お客さまとコミュニケーションをとるわけではありません。
裏方として百貨店の経営に携わったり、従業員にとって働きやすい職場環境を整えたりする役割を担う人もいます。
しかし、いち社員としてその百貨店の看板を背負って働くということは、やはり「お客さまに感動や喜びを届けたい」という強い思いを抱いて働くことでもあります。
自分に任された仕事で成果を出し、見えないところでもお客さまの笑顔につながっていると感じられた瞬間には、ものすごく大きな達成感を味わうことができるでしょう。
売上アップに貢献できたとき
百貨店社員の代表的な職種のひとつである販売員。自分がいいと思っている商品をお客さまにオススメし、それを買っていただけたときは、素直に喜びの気持ちが膨れ上がってくるでしょう。
また、百貨店におけるもうひとつの花形職種がバイヤーです。
バイヤーは、市場動向やお客さまの求めるものを敏感に察知しながら、自分がいいと思うものを仕入れ、より魅力的な方法でお客さまにお届けする方法を考えます。
同じ商品でも、仕入れる時期や価格、また売り場の展開方法ひとつで、売れ行きは大きく変わることも珍しくありません。
売れる、売れないという結果は、お客さまの反応はもちろん、最終的には目に見える「数字」で返ってきます。
責任がある分、売上に貢献できたと実感できたときには、大きなやりがいを感じることができます。
「モノの動き」を追えること
百貨店に勤務していると、「モノ」の一連の動きを追うことができます。
消費者の立場であれば、すでに店頭に並んでいる商品を目にして、気に入ったものを購入し、自分で使用するというところまでで終わることがほとんどです。
しかし、百貨店では職種によってモノの生産や仕入れの現場を目にしたり、自分で関わったりすることができ、さらに仕入れた商品をお客さまにお届けするところまで、自分の目で見ることができます。
こうした流れを知るようになると、自分がプライベートで買い物をする時にも、また違った観点から商品を見ることができるようになるものです。