女性の百貨店社員のキャリアパス・結婚後の生活

女性の百貨店社員の現状

百貨店業界は、昔から女性の割合が多めの業界といわれています。

紳士服売り場では男性社員も多く働いていますが、部門によっては社員のほぼすべてが女性というということもあるようです。

とくにアパレルや化粧品売り場などでは、百貨店の社員ではなくメーカーから派遣された女性スタッフがたくさんいるため、百貨店で働いているスタッフを全体的に眺めてみると、やはり女性の姿が目立ちます。

百貨店は、女性にとって活躍しやすい職場のひとつだといえるでしょう。

女性の百貨店社員の強み・弱み

女性社員は、同性であることから女性の気持ちを理解しやすく、接客や提案もしやすくなることが大きな強みといえるでしょう

百貨店を利用するお客さまの多くは女性で、品ぞろえやブランド力、百貨店ならではのおもてなしや信頼を求めて足を運ぶため、女性ならではのきめ細やかさややさしさは大いに生かせるでしょう。

しかし、一方で近年ではお客さまの要望も多様化しつつあり、百貨店に求めるものも変わりつつあります。

たとえ販売員など接客をする仕事でなくても、百貨店のお客さまが、何を求めて何をしてほしいのかを考えていく必要があるでしょう。

また、近年では女性だけでなく男性も積極的に雇用しようという動きが加速しており、女性も男性に負けないようさまざまな努力しなくてはなりません。

近年では女性管理職も増えつつあるなかで、性別関係なく仕事を任される風土が根付いているといえるでしょう。

百貨店社員の結婚後の働き方・雇用形態

大手百貨店では、女性が結婚や出産を経ても仕事を続けられるような時短勤務制度や休業制度などを整えているところが大半です。

勤務時間もシフト制であり、営業時間が終了すると大幅な残業も少ないため、家庭と両立させながら働き続けることも可能です。

百貨店社員は子育てしながら働ける?

百貨店は離職率が低い傾向にあり、女性も結婚や育児をしながら働いています。

とくに育児中は、時短制度を利用し早番のみの勤務としている人が多いようです。

また、大手百貨店ではかつて大量採用を行っており、今でも40~50代の女性社員も多く働いています。

百貨店社員は女性が一生働ける仕事?

近年、百貨店各社では女性のさらなる活躍を推進すべく、女性社員を積極的に管理職に登用したり、とりわけ重要な業務を任せていったりする動きが出てきているようです。

ある調査では、2018年に髙島屋が女性勤続年数ランキングでトップとなりました。

女性社員勤続年数24.1年、女性社員平均年齢45.8歳、女性社員比率57.2%、女性社員数2723人、女性管理職比率28.5%というデータは、ほかの企業に比べると圧倒的に高いです。

マネージャーやバイヤーの仕事に就く女性の比率を高め、2013年には大手百貨店のなかで、初めて生え抜きの女性社員が代表取締役に就任したことで話題を集めました。

今後も百貨店各社では、女性が重要なポストを担うケースがさらに増えていくものと考えられます。