インテリアコーディネーターになるための学校(大学、専門学校、スクール)

インテリアコーディネーターをめざす人のための学校としては、大学から専門学校、スクールまでさまざまなものがあります。

カリキュラム、在学期間、就職支援制度、そして学費などが大きく異なりますので、自分の将来のビジョンや学習の目的に合った学校を選ぶようにしましょう。

ここでは、代表的なものをご紹介します。

四年制大学・短期大学

大学の場合、「建築学科」「デザイン学科」「生活環境デザイン学科」などと名前のつく学科で、幅広くインテリアや空間デザインなどについて学ぶことができます。

全国で数多くの大学がこのような学科を設置しています。

大学の場合、インテリア以外(一般教養科目など)についても学ぶことができ、知見が広がることや一般常識を身につけることができるのがメリットといえる反面、スクールや専門学校よりも多くの学費がかかってしまいます。

私立の四年制大学の場合、初年度納入金が100万円〜200万円。次年度以降も年間80万円〜150万円ほどかかるのが一般的です。

大学ならではの強みも

大学の建築学科でインテリアについて学ぶ場合、専門学校やスクールのインテリアコーディネーター科で学ぶのとは違う大きな強みがあります。

それは、建築学科では、インテリアだけではなく建物の構造や設計・材料や素材、住環境などに関する総合的な知識を学ぶことができるということです。

基本的に卒業と同時に「二級建築士試験」の受験資格を得ることができるという点も重要でしょう。

インテリアの知識しか持ち合わせていないインテリアコーディネーターに比べると、建築そのものに対しての専門知識があるインテリアコーディネーターのほうが仕事の幅が広がることはいうまでもありません。

将来の可能性を切り拓くために、あえて大学の建築学科をめざす人も多いようです。

もちろん、入学試験は難関となることが多く、学生のうちに勉強する分野も二倍になります。

建築士の試験は決して簡単なものではありませんが、合格すれば建築士としての肩書を手に入れられるので挑戦する甲斐はあるでしょう。

専門学校

インテリアコーディネーターの専門学校では、インテリアについてより専門的に、実務的なことも多く学ぶことができるのが特徴です。

おもに「インテリアコーディネーター科」「インテリアコーディネーターコース」といった名称がつけられており、在学期間は全日制の3年間(学科によっては2年間)もしくは、夜間の2年制をとっている学校が多いようです。

インテリアコーディネーターに必要な知識・技術を集中的に学べるほか、インテリアコーディネーター資格試験や就職のサポート体制が徹底されている学校も数多くあります。

さらに、専門学校(学校法人)であれば、学歴として履歴書に記載することができるのもメリットのひとつです。

デメリットとしては、費用がかかること(学費は年間50万円〜100万円程度。初年度は別途入学金が必要)でしょう。

また通学しなければならないため、働きながら通う場合は、仕事と両立することが難しくなることなどが挙げられます。

スクール

スクールの場合、専門学校とは異なり「学歴」にはなりませんが、学費が安く設定されているのが大きなメリットです。

全日制、夜間コース、短期集中型のコースなど学科やコースが多彩に用意されており、働きながら通う場合でも、無理なく勉強を続けやすいといえるでしょう。

約半年間ほどかけて、インテリアコーディネーターの資格試験合格を目標とする「受験対策講座」を開講するスクールもあります。

学費は10万円〜30万円程度が相場のようです。

ただし、スクールも独学に比べれば費用がかかってしまうため、金銭的な余裕と勉強を続ける意思を持っておくことが大切です。