【2021年版】インテリアコーディネーターの年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

インテリアコーディネーターが働く業界は多岐にわたり、その数だけ収入のあり方も変わってくるといえます。

本記事では、インテリアコーディネーターの平均年収や初任給、収入の上げ方などを紹介します。

インテリアコーディネーターの平均年収・給料の統計データ

インテリアコーディネーターは、設計事務所やインテリアショップ、内装関連の専門会社など、さまざまな活躍の場があります。

これらの企業で正社員として働く場合は勤続年数や役職、実績などによって決められた固定給で、一般的なサラリーマンとさほど変わりはありません。

インテリアコーディネーターの平均年収・月収・ボーナス

賃金構造基本統計調査

 

厚生労働省の令和2年度賃金構造基本統計調査によると、インテリアコーディネーターの平均年収は、39.2歳で461万円ほどとなっています。

・平均年齢:39.2歳
・勤続年数:9.5年
・労働時間/月:168時間/月
・超過労働:7時間/月
・月額給与:325,100円
・年間賞与:708,100円
・平均年収:4,609,300円

出典:厚生労働省「令和2年度 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
インテリアコーディネーター
(転職ステーション)
363万円
インテリアコーディネーター・インテリアデザイナー
(転職会議)
333万円 20代前半:296万円
20代後半:300万円
30代:375万円
40代以上:330万円
インテリアコーディネーター
(Indeed)
3,598,614円 時給 1,275円
月給 254,788円
インテリアコーディネーター
(求人ボックス)
418万円 35万円

各社のデータより、インテリアコーディネーターの年収は300〜400万円台の間であることがわかります。

正社員ではなく、契約社員や派遣社員として働く人もおり、その場合の給料は正社員よりも低くなりますが、その分、時間的な拘束は少なめです。

インテリアコーディネーターの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データをもとに算出すると、インテリアコーディネーターの平均年収は350万円前後です。

ボーナスが年間でおよそ3ヶ月と考えた場合、月額総支給額は23万円、ボーナスは年間70万円ほど支給されていると考えられます。

東京都で勤務するインテリアコーディネーターで、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は18~19万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業よりも給与水準は若干低めといえるでしょう。

インテリアコーディネーターの初任給はどれくらい?

都心部でのインテリアコーディネーターの求人情報を見ると、初任給は20万円前後、手取りは18万円前後が大半と考えられます。

インテリアコーディネーターの資格を持っている場合は、さらに資格手当がつくことが多いようです。

インテリアコーディネーターの勤務先の規模別の年収(令和2年度)

インテリアコーディネーターの年収は、勤務先の事業所の規模によって大きく異なります。

10〜99人規模の事業所に勤めるインテリアコーディネーターの平均年収は399万円、100〜999人規模は476万円、1,000人以上の規模では651万円、10人以上規模の事業所平均は461万円となっています。

上記グラフの基タイトルは「デザイナー」でファッションデザイナー、テキスタイルデザイナー、ウエディングドレスデザイナー、ジュエリーデザイナー、ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、キャラクターデザイナー、プロダクトデザイナー、インダストリアルデザイナー、カーデザイナー、雑貨デザイナー、ガーデンデザイナー、空間デザイナー、ディスプレイデザイナー、照明デザイナーなど他職業を含むデータです。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

インテリアコーディネーターの勤務先の年齢別の年収(令和2年度)

令和2年度賃金構造基本統計調査によると、インテリアコーディネーターの年収は年齢の上昇にしたがって上がっています。最も年収が高い世代は、50~54歳で、600万円です。

全年代の平均年収は461万円となっています。

上記グラフの基タイトルは「デザイナー」でファッションデザイナー、テキスタイルデザイナー、ウエディングドレスデザイナー、ジュエリーデザイナー、ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、キャラクターデザイナー、プロダクトデザイナー、インダストリアルデザイナー、カーデザイナー、雑貨デザイナー、ガーデンデザイナー、空間デザイナー、ディスプレイデザイナー、照明デザイナーなど他職業を含むデータです。

 

インテリアコーディネーターの福利厚生の特徴は?

企業に勤めた場合は、

  • 各種社会保険
  • 有給休暇
  • 懐妊・育児休職制度
  • 各種休職・休暇制度

などがあります。

また、資格試験の受験費や勉強にかかる費用を補助してくれる企業もあるようです。

インテリアコーディネーターとして働きながらキャリアアップを図るために二級建築士などインテリアに関連する他の資格試験の取得を目指す人もいます。

建築士の資格を取得すれば仕事の幅が広がり、待遇面でも優遇される可能性が高まります。

インテリアコーディネーターの給料・年収の特徴

資格手当がつくことが多い

インテリアコーディネーターの資格を持っていると、特別手当や専門職手当が支給される場合もあります。

住宅メーカーや設備メーカーなどをはじめとした建築・インテリア業界で働く場合は、5,000円~20,000円程度が上乗せされるようです。

販売職はインセンティブがつくことも

デパートのインテリアコーナーやインテリアショップなどに勤務する場合は、個人の売上ノルマや目標数値が定められています。

売上の成果によっては、インセンティブがもらえることもあるようです。

働き方はさまざま

インテリアコーディネーターは、正社員のほかにも契約社員や派遣社員、フリーなど働き方が多種多様であることが特徴です。

個々の実力・実績が収入に大きく関わってくるため、人気が出れば年収1,000万円を超えることも夢ではありません。

インテリアコーディネーターの雇用形態別の年収

企業に勤めるインテリアコーディネーター

設計事務所やインテリアショップ、内装関連の専門会社など企業に勤める正社員の場合は、固定給が支給されます。

インテリアコーディネーターの資格を持っていると専門職手当などがつく場合もあります。

フリーランスのインテリアコーディネーター

フリーランスのインテリアコーディネーターになると、お客さまや設計事務所などと直接契約ができるようになります。

この場合、基本的に自分の仕事に対する給料(報酬額)は自分自身で決められるため、高収入を目指すことが可能です。

しかし、この仕事は現場で経験を積んでいくことが重要です。

インテリアコーディネーターになったばかりの新人や、経験の浅い人がフリーランスになるのは難しいでしょう。

フリーランスになれば、対外的な交渉から実務まで自分ひとりでやらなければなりませんし、企業に所属していたときのような待遇も福利厚生もありません。

住宅業界の企業や事務所などで少なくとも10年以上働き、実力をつけ、人脈をしっかりと構築してから、独立を目指す人が多いようです。

インテリアコーディネーターが収入を上げるためには?

インテリアコーディネーターは、全体の平均年収だけで考えると決して高収入な仕事だとはいえませんが、経験と努力次第で、少しずつ収入アップを目指すことは可能です。

一般的には5年ほど経験を積むと専門的な仕事を任せてもらえるようになり、10年ほどで責任のあるポジションにつくことができます。キャリアを積むことで給料は徐々に上がっていきます

さらにクライアントと信頼関係を築くことで、独立してフリーランスとして活躍する道も拓けます。

フリーランスでの収入は実力次第で、独立前よりも減ってしまう人もいますが、年収1,000万円を超える人も少なくなく、活躍次第ではさらに高収入を狙えるチャンスもあります。

インテリアコーディネーターの給料・年収のまとめ

インテリアコーディネーターの平均的な収入は300万円~400万円台で、決して高いとはいえません。

とはいえ、資格があればその分手当が支給されたり、販売職であればインセンティブがもらえたりすることもあります。

収入アップを望むのであれば、経験を積んで重要なポジションや独立を目指すのがよいでしょう。