インテリアコーディネーターへの転職・未経験からなるには?

他業種からインテリアコーディネーターを目指したいと考える人もいるでしょう。

気になるのは、未経験でも採用されるのか、有利になる資格はあるのかといった点ではないでしょうか。

本記事では、インテリアコーディネーターへの転職状況や必要な経験、志望動機の考え方などを紹介します。

インテリアコーディネーターへの転職状況は?

インテリア人気の高まりを受けて、それまで全く違う仕事をしていた人が「好きなことを仕事にしたい」という理由でインテリアコーディネーターへの転職をめざす機会も増えているようです。

インテリア業界は他の職業に比べ幅広い年代の人が活躍できる仕事で、さまざまな仕事の経験が生かせるため、転職を志す人も増加しています。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

インテリアコーディネーターへの転職の志望動機で多いものは?

インテリアコーディネーターは、「カッコイイ、オシャレ、洗練されている」といったイメージがあることから、若い世代の人たちが憧れを抱く職業のひとつです。

さらに、最近では「北欧系」「モダン系」など多様なインテリアがメディアで取り上げられるようになりました。

幅広い年代の人々がインテリアに親しむようになり、インテリアコーディネーターという仕事も身近な存在になってきたといえるでしょう。

自分だけの感性やアイディアをフルに活用したクリエイティブな仕事ができるという点でインテリアコーディネーターを志望する人も多いようです。

インテリアコーディネーターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

未経験・社会人からインテリアコーディネーターになるには

未経験の場合、たいていネックになるのは実務経験がないことです。

企業やデザイン事務所は経験がある人を積極的に採用する傾向にあります。

最低限の知識やセンスを身につけるために、資格取得を目指すのもひとつの手です。

資格の取得後、住宅メーカーをはじめとしたインテリアコーディネーターを募集する企業へ就職することが多いようです。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

インテリアコーディネーターへの転職に必要な資格・有利な資格

熱意をアピールするためには、インテリアコーディネーターの資格を取得するのもひとつの手段です。

インテリアコーディネーターになるのに資格は絶対に必要なものではありませんが、資格は知識や熱意の裏付けにもなり、自信にもつながります。

資格試験としては、「インテリアコーディネーター資格試験」があり、一次試験を合格した人だけが二次試験を受験することができます。

合格率は例年20%ほどと決して簡単な試験ではないので、転職をめざすのであればこの資格試験のために計画的に勉強することが大切でしょう。

インテリアコーディネーターを目指す人におすすめの資格は?

インテリアコーディネーターへの転職に役立つ職務経験は?

建築や設計に携わるインテリアコーディネーターの仕事では、優れたデザインセンスだけではなく、機材を使いこなすスキルが求められることもあります。

たとえば、設計図や写真をもとにしながらインテリアのコーディネートをシミュレーションする場合、製図作成のCADやIllustratorなどの専門ソフトを使うことがあります。

また、お客様にコーディネートのプレゼンテーションをする際に、PowerPointやWordで作成した資料が必要になったり、必要経費を計算する際にExcelで作成した見積書が必要になったりすることは珍しくありません。

このように、インテリアコーディネーターは机に向かった事務作業なども多くある仕事のため、就職する前にパソコン関係の勉強を一通りしておくと業務の効率化にも役立つでしょう。

求人募集の際に「パソコン作業が得意な人」や「CADやIllustratorの基本操作ができる人」を歓迎していることも多いので、このようなスキルを取得していると即戦力として歓迎されやすくなるでしょう。

インテリアコーディネーターへの転職面接で気をつけるべきことは?

インテリアコーディネーターの面接では特筆すべき特徴的な質問はほとんどないでしょう。

面接の時に採用担当者が一番重視するのは人柄です。

インテリアコーディネーターは、クライアントやお客さまなどさまざまな人たちと触れ合い、自社の顔となるだけに、高いコミュニケーション力を求められます。

しっかりとした受け答えができるかどうかはもちろん、第一印象や笑顔、言葉遣いや態度、話しかけやすい雰囲気かなど細かな点までチェックしています。

自身がインテリアコーディネーターとしてお客さまと向き合うときのことを想像し、しっかりと受け答えできるようにしておきましょう。

インテリアコーディネーターに転職可能な年齢は何歳くらいまで?

インテリアコーディネーターとして転職を考える際、30代がひとつのポイントとなるでしょう。

インテリアコーディネーターはお客さま相手の仕事のため、資格も経験もないインテリアコーディネーターは仕事を任せてもらうことができません。

20代であれば未経験でもこれから経験を積んでいくことが可能ですが、30代後半になると一からキャリアを重ねていくのは難しいでしょう。

インテリアコーディネーターに興味があるならば、資格の取得を目指したり、インテリアに関連する仕事に就いたりするなど、少しでも若いうちからインテリアコーディネーターに近づける努力をしておく必要があります。

ただし、住宅メーカーなどで働いていて業界の知識がある場合は比較的転職しやすく、この限りではありません。

未経験からインテリアコーディネーターの転職での志望動機

志望動機の考え方

志望動機のポイント
  • 志望企業に感じた魅力
  • インテリアコーディネーターという職業への熱意や魅力
  • 自分がこの業界でどのように活躍したいかを伝えること

インテリアコーディネーターは、クライアントをはじめさまざまな人と関わりながら仕事を進めることが多いため、きちんとコミュニケーションが取れることが求められます

志望動機を考えたうえで、さらに自分の言葉でしっかりと話せるようにしておきましょう。

志望動機の例文

「現在は営業をしていますが、学生時代からインテリアや設計に関心を持ち、この業界で働きたいという夢を持っていました。

業界について調べるうち、商業施設の○○のインテリアをコーディネートした御社を知りました。

斬新なアイデアで快適な空間を作り出す御社に非常に興味を持っています。

営業で培ったコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を活かして、お客さまに満足していただけるインテリアコーディネーターになりたいです。」

インテリアコーディネーターへの転職のまとめ

インテリアコーディネーターを志望する人は、自分の感性やアイデアを活用してクリエイティブな仕事をしたいという気持ちを持っていることが多いようです。

未経験から転職する場合は、先にインテリアコーディネーターの資格を取得することで採用試験でもアピール材料にすることができます。

また、パソコンスキルの高い人やCAD・Illustratorなどのソフトを使いこなせる人は重宝されるでしょう。

しかし、もっとも重視されるのは人柄です。お客さまと向き合うことを想定して、きちんとした受け答えができるよう準備してから面接に臨みましょう。