インテリアコーディネーターの需要・現状と将来性

インテリアコーディネーターになりたいと考えた時に気になるのは、仕事内容や収入のほか、需要があるのかという点でしょう。

本記事では、インテリアコーディネーターの現状から将来性、今後の活躍の場などを紹介します。

インテリアコーディネーターの現状

近年は、AIが発達し、インターネットの検索・閲覧履歴などからユーザーの情報を検知し、好みの商品を自動的に提案してくれるようになりました。

また、かつてのようにインテリアは家具店やインテリアショップだけでなく、通販やインターネットサイトでも購入することができるようになり、空間コーディネートを自分のセンスで行いたいという人も増えてきています。

ただしAIと違い、細かな情報や好みのイメージをヒアリングしてインテリアを提案することは人間にしかできない仕事であるため、インテリアコーディネーターは今後も活躍していくでしょう。

また、家族の好みが違ったり、お客さまとメーカー・現場で意見が食い違ったりしたときにも、インテリアコーディネーターは調整役として活躍するでしょう。

インテリアコーディネーターの需要

住宅業界で近年、大きく注目を集めている分野がリフォーム業界です。

高齢になったことで自宅をバリアフリーにしたり、空き家問題を受けて古民家を再生したりするリフォームのニーズは今後さらに高まっていくものと考えられます。

都市部へ人口が一極集中する反面、地方が過疎化することを受けて、商店街の再生や再開発なども盛んです。
このように多様化する消費者のニーズに応えられる知識と感性を持ったインテリアコーディネーターがより求められるでしょう。

また昔に比べて多様で低価格なインテリアが増えたことで、住空間に強く興味を持つ消費者も増加しているため、今後インテリアコーディネーターの需要はますます高まっていくと予想されます。

インテリアコーディネーターの将来性

インテリアコーディネーターは、個々のスキルが問われる仕事です。

大半の人は企業に所属して働いていますが、経験を積むことで独立も目指せます。

近年はインテリアに関心を持つ人が増えているため、独自のセンスや感性を生かしたコーディネートができれば、多くのファンを抱えた人気インテリアコーディネーターとなることも可能です。

また、インテリアコーディネーター自身がメディアや公式サイト、書籍などでライフスタイルやインテリアの使い方を紹介することにより、多くの人により住みやすくおしゃれな暮らし方を提案することもできます。

このように、今後はインテリアコーディネーターとして独立し、より自由な働き方をする人が増加すると考えられます。

インテリアコーディネーターの今後の活躍の場

インテリアコーディネーターは、現在は住宅業界での活躍がメインです。

昨今はユニバーサルデザインやバリアフリーなど多種多様な人が過ごしやすい空間づくりが重視されるようになり、住宅以外でもインテリアコーディネーターが活躍できる場が広がってきています。

広がる活躍の場
  • 商業施設
  • 公共施設
  • オフィス
  • 福祉施設

これまではインテリアプランナーや建築士が担っていた仕事ですが、今後はこうした職業の垣根を超えた働き方が広まっていくと考えられます。

インテリアのみに留まらず、建築や空間設計・施工などの幅広い知識を有するインテリアコーディネーターは活躍の場をより広げることができるでしょう。

インテリアコーディネーターとして身につけるべき知識が増えることは確かですが、そのぶん活躍のチャンスは大きく増えるため、将来性もある仕事だといえます。

インテリアコーディネーターの需要のまとめ

AIの発達によって好みの商品がある程度自動で提示される時代にはなりましたが、お客さまへの詳細なヒアリングや、現場とお客さまの間に立つ調整役など、まだ人間にしかできない業務もインテリアコーディネーターの大切な役割です。

インテリアコーディネーターが活躍する業界は多岐にわたります。企業に所属するインテリアコーディネーターがほとんどですが、なかにはフリーランスで活躍する人もいます。

今後は建築士やインテリアプランナーといった職業の垣根を超えた働き方ができる、幅広い知識を有するインテリアコーディネーターが活躍する時代になるでしょう。