土木作業員の志望動機・面接

身体を動かすことが好き

土木作業員の仕事は経験を積んで管理職になればデスクワークをする機会も出てきますが、基本的には屋外での肉体労働がほとんどになります。

このようなワークスタイルは肉体的な疲労や怪我や事故などの危険はつきもですが、一般的な事務職や営業職に比べて、のびのびと仕事ができると考え、志望する人が少なくありません。

とくに身体を動かすことが好きな人が志願者の大半を占めています。

それまでに部活動などで運動の経験がある人は未経験であっても現場で大いに活躍できる可能性があるため、志望理由には必ず盛り込むとよいでしょう。

暮らしを支える土木事業に携わりたい

土木作業員は、一般的な建造物のみならず、道路・河川・ダムなど、人々の暮らしになくてはならない構造物を手がけることが多い業種です。

このような公共事業に携わることは多くの土木作業員のやりがいであると考えられます。

このあたりに着目して志望動機を構築するのも良いでしょう。

公共事業を手掛けるのは必ずしも大企業ばかりではありません。人手を必要とする大規模事業には多くの中小企業や零細企業の土木会社が最終下請業者として現場に入っています。

たとえ、志望する会社の規模が小さいとしても、公共事業に携わることで人々の暮らしを支えたいといったような趣旨の志望動機は共通して成立します。

視野を広く持てば可能性は無限大

2011年に発生した東北大震災の傷跡は未だ強く残っており、完全復興にはまだまだ時間がかかるとみられています。

これを受けて多くの土木作業員が全国から東北地方に集まり、復興事業で活躍しています。

また2020年に開催予定の東京オリンピックに伴う事業においても全国の作業員が召集されている状況です。

このように土木作業は情勢と連動して増減するため、常に時代の変化にアンテナをはっておく必要があります。その過程で志望動機が明確になることも多いようです。

また、発展途上国に日本の企業が進出し、現地で土木工事を行うこともあります。

海外で現地の作業員と共に作業に当たる可能性もあり得るため、グローバルな視点を持った志望動機を準備するのも会社によっては効果的です。

面接官はここを見ている

面接において面接官が重視する点として、特筆すべきものを2つ挙げておきます。

まず1つは注意力の有無です。土木作業の現場において時に重篤な事故が発生することは全ての企業が抱える問題です。

これを根絶するためにどの企業も対策を打ち出し安全管理に努めていますが、結局のところ各作業員の注意力なしには実現することができません。

そのため、面接時に注意力散漫であると判断されうる所作をとることは大きなウィークポイントになると考えておきましょう。

2つ目はコミュニケーション能力です。

土木作業の仕事は技術力が勝負であるという点では職人としての要素も強いといえますが、ただ黙々と自分の作業に没頭するだけではやっていけない業界です。

というのも一人で請け負う土木の現場はなく、必ず複数の作業員で仕事をすることになります。時には他社の作業員とも連携しながら作業に当たらなければなりません。

こういった要素からコミュニケーション能力の低い人が早期に離職してしまう傾向が強いこともこの業界の悩みの種なのです。

面接時には面接官と目線を合わせること、はきはきとした受け応え、元気な挨拶などで快活な印象を与えることは必要最低条件であると覚えておくとよいでしょう。