土木作業員の志望動機・面接で気をつけるべきことは?

土木作業員を目指すきっかけで多いものは?

土木作業員は、かなり就職するための敷居の低い職業ですので、目指すきっかけも人それぞれです。

わりとよくある理由としては、健康や体力に自信があり、身体を動かす仕事をしたいというものです。

幼少の頃からスポーツやダンス、武道などが好きだったという人が、机に座って事務や経理などの事務をこなすよりも、屋外でのびのび働きたいと望むのは、ごく自然な感情といえるでしょう。

また、モノづくりの現場に携わりたいというものや、単純に効率よくお金を稼ぎたいというものなどもよく見られます。

そのほか、土木工事の規模の大きさに魅力を感じて、地図に残る仕事、後世にまで残る仕事がしたいという人もいます。

さらに、たとえばインフラ工事や災害復旧工事など、社会全体に対する土木工事の重要性に惹かれて、社会に貢献したいという気持ちから、土木作業員を目指す人もいるようです。

土木作業員の志望動機の考え方

あらたまって土木工事会社などに提出する志望動機を作成するとなると、動機自体がシンプルなだけに、書き方に困ってしまうという人も多いかもしれません。

しかし、そこまで深く思い悩む必要はありませんので、上述したようなきっかけを基にして、そこに少しエピソードや理由などを足して膨らませるだけで、説得力ある内容を作成することが可能です。

たとえば、身体を動かすことが好きなら、どうして好きなのかということを表すために、過去の体験やスポーツ歴などを述べるとよいでしょう。

また、お金を稼ぎたいというのがきっかけなら、家族が病気で治療費が必要、結婚を考えているので生活を安定させたい、独立資金を貯めたいなど、その理由を加えてみましょう。

そうした個人的理由のあとに、こんな仕事を手掛けてみたい、将来的にこんな風になりたいなどの希望を付け足せば、分量的にも十分となるはずです。

土木作業員の志望動機の例文

自分の適性を理由とする場合の例文

「私は、小さい頃から身体が丈夫で、入院したり手術したりといった大病を患ったことがないのはもちろん、風邪を引いたこともほとんどありません。

また、部活動では中学高校とずっと野球に打ち込んできましたので、健康面だけでなく、筋力や持久力、根性も人並み以上だと自負しています。

そうした自分の良さを生かせる仕事がしたい、身体を鍛えられる仕事がしたいと思って、御社を志望しました。

仕事と筋力トレーニングを同時にできると考えれば、私にとっては一石二鳥ですので、力仕事は何でも任せてください。」

家庭の事情を理由とする場合の例文

「私は、小さい頃に両親が離婚し、現在は母親と妹の3人で暮らしていますが、母が数年前から持病を悪化させて働けなくなったため、私のアルバイトで生計を立てています。

公的な援助もありますので、なんとか生活はできていますが、これから母の治療費や妹の学費も必要ですので、より安定した収入を得るため、土木工事に携わりたいと思いました。

御社を志望したのは、社員の平均勤続年数が長いことと、社員の資格取得を積極的にサポートしていることに魅力を感じたからです。

将来的には複数の資格を取得して収入アップにつなげ、家族のためにマイホームを建てることが目標です。」

仕事の社会性を理由とする場合の例文

「私は、公務員をしていた父の影響もあって、小さい頃からずっと、大きくなったら人の役に立つ仕事がしたいと思ってきました。

私たちの暮らしを支えているものが何なのかを考えたとき、ガスや水道、道路、トンネル、ダムといったものが頭に浮かび、それらをつくる土木作業に興味を持ちました。

大学では土木工学を専攻し、街づくりの仕組みや方法、国内外の事例などを学んできました。

御社で、一作業員として現場経験を積みながら、ゆくゆくは大きなプロジェクトを先導するような責任ある立場になりたいと思っています。」

土木作業員の面接で聞かれること・注意点

土木作業員の面接では、そこまで専門的な質問がなされることはなく、聞かれるのは志望動機や仕事に対する印象、将来のキャリアなど、ごく一般的なものです。

現状、どこの土木工事会社も人材不足に悩んでいますので、明るくハキハキとした受け答えさえ心掛ければ、内定を得ることはさして難しくないでしょう。

ただし、土木作業員は、単独で働くのではなく、同僚や先輩スタッフ、あるいはほかの企業の従業員や別職種の人と、協力しながら働く職業ですので、面接においても、対人能力が重視されます。

土木作業員のなかには、早期離職者も大勢いますが、最も多いのは、コミュニケーション能力に難があり、周囲に馴染めなくて辞めてしまうパターンです。

挨拶や立ち居振る舞いなどの礼儀、敬語などの言葉遣いをしっかり練習して身につけておくとともに、相手の目をまっすぐ見て話すことを意識して、面接に臨むとよいでしょう。

土木作業員の自己PRのポイント

土木工事現場は、一般的な職場よりもはるかに、けがや事故に遭うリスクがかなり高いため、土木作業員には、危険を未然に防ぐ注意力と、注意力を長時間維持するための集中力が必要です。

従って、土木作業員の自己PRは、用心深く、慎重な性格であることや、観察力や危機察知能力の高さ、集中力の高さなどが伺えるエピソードを用意し、注意力をアピールすると効果的といえます。

スポーツの協議中にけがを未然に避けたことや、防災の準備や安全管理など、普段の生活のなかで意識していることを、具体的に述べるとよいでしょう。

逆にいうと、面接官の質問を聞き返す、落ち着きなく視線をキョロキョロさせるなど、注意力散漫、集中力不足な人物という印象を与えないよう、面接中の態度や所作には気をつけましょう。

土木作業員の履歴書で気をつけるべきことは?

土木作業員の履歴書は、審査の対象となる正式な書類であるということを踏まえて、できるだけ時間をかけて書くことが大切です。

多少字を書くのが苦手でも、鉛筆でガイドラインを引くなどして丁寧に、なおかつ、誤字脱字がないよう、曖昧なものは調べるなどして、読み手のことを意識した文面づくりを心掛けましょう。

また、部活動経験や地域のクラブ活動歴などがあれば、体力や運動神経のアピールにつながりますので、忘れずに記入しましょう。

県大会や全国大会など、大きな大会の出場歴や表彰歴があれば尚よく、「賞罰欄」に記載するとよいでしょう。