「転職エージェントを使ってみたいけど、使ったらどうなるのか全体的な流れを知りたい」

初めて転職エージェントを利用する方は、今後の流れが見えないと不安になりますよね。

転職エージェントを利用すると、転職サイトから企業の求人へ応募するのとは少し流れが異なります。

転職エージェントで転職成功の経験がある筆者が、登録から内定後までをイメージできるように具体的に説明していきます。

転職エージェント登録から内定後の流れ

転職エージェント 流れ

転職エージェントの登録から内定後までの大まかな流れと、転職エージェントから受けられるサポートは上の図の通りです。

この記事では、転職エージェントを利用した転職活動の流れを以下の3ステップに分けてポイントを解説します。

転職エージェント登録~内定後までの流れ
  1. 転職エージェントに登録~面談
  2. 求人へ応募~面接
  3. 最終面接~内定後

転職エージェントの利用を考えている方は、この記事を一度読んでおくと、今後の流れがわかります。

転職エージェント利用の流れ1:登録~面談

転職エージェントに登録すると、転職エージェントから電話がかかってきて面談をします。

まずは、登録から面談までの流れを解説します。

転職エージェントに登録

転職を少しでも検討しているのであれば、まずは転職エージェントにいくつか登録してみましょう。

「転職すべきか迷っている」という人も無料で相談に乗ってもらええるので、気軽に登録してみてOKです。

転職エージェントは、自分に合っているのか判断するためにも、2~3社登録するのがおすすめです。

転職エージェントおすすめ10社(PR)
  • リクルートエージェント:転職支援実績No.1の大手。求人数も多く選択肢が広がる
  • doda:気軽な情報収集におすすめ。転職イベントもあり
  • マイナビエージェント:20~30代の若手に強い。サポートが丁寧なので初めての転職におすすめ
  • マイナビITエージェント:IT・Web業界に特化。業界専任の担当者がサポートしてくれて心強い
  • JACリクルートメント:年収600万円以上・外資系などハイキャリア層向けに特化
  • type転職エージェント:首都圏のIT・Web業界に強い。女性専門の転職エージェントサービスも
  • ランスタッド:オランダに本社を置く。外資系・グローバル日系企業の転職に強いハイキャリア向け
  • マイナビジョブ20's:20代第二新卒限定。未経験可の求人が豊富
  • かつやくカレッジ:正社員を目指したい人向けの無料研修付き転職サービス。お祝い金10万円あり
  • JAIC:正社員経験のない人向け。5日間の無料研修の後、書類選考なしで20社と面接できる

転職エージェントごとの特徴を詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

【厳選10社】転職エージェント本当におすすめの10社を徹底比較

転職エージェントからの電話で面談日程を調整

転職エージェントに登録すると、早ければ当日中に電話がかかってきて面談の日程調整を行います。

転職エージェントの多くは、土日や19時以降など仕事をしている人も利用しやすい時間帯も提案してくれます。

地方に住んでいて近くに転職エージェントがない、仕事で足を運ぶのが難しいといった人は、電話Webの面談も可能です。

転職エージェントとの面談までに準備すること

面談の前に準備した方が良いこと
  • 履歴書・職務経歴書の登録
  • なぜ、転職したいと考えたのか、自分の中で整理しておく
  • 転職して実現したいこと(仕事内容や年収等)を整理しておく

面談の前に履歴書や職務経歴書を転職エージェントに見せておくことで、面談がより有意義になものになります。

完璧に仕上げなくてもかまわないので、アドバイスをもらうつもりで登録しておきましょう。

職務経歴を転職エージェントに事前に見せておくことで、面談の当日に求人を紹介してもらうこともできます。

面談のときには、以下のことを聞かれるので、自分の言葉で説明できるように整理しておくと良いでしょう。

【転職エージェントとの面談で聞かれること】

  • これまでの経歴・仕事内容
  • 仕事を通じてわかるあなたの強み
  • 転職活動をする理由
  • 転職活動で実現したいこと

完璧に答えられなくても問題ありません。

転職エージェントはあなたの仕事の強みを発見するのも仕事ですから、「こういうことを聞かれるんだな」と心づもりをしておきましょう。

転職活動で譲れない条件だけは固めておくと、面談がスムーズに進みます。

仕事内容だけでなく、残業が少ない、自宅から通いやすいなど、本音で伝えてOKです。

転職エージェントと面談、服装はオフィスカジュアルが無難

転職エージェントとの面談は、私服でも構いません。が、私服と言われても困ってしまうのでオフィスカジュアルが無難です。

【転職エージェントとの面談の服装】

  • 男性:普段仕事で着ているスーツ
  • 女性:ブラウス+ジャケットなど

転職エージェントから「きちんとした人だな」と印象を持ってもらえないと、良い求人を紹介してもらえなくなるかもしれません。

常識のある社会人らしい服装が望ましいです。

転職エージェント利用の流れ2:求人に応募~面接

転職エージェントとの面談が終わったら、いよいよ求人に応募します。

応募から面接までの流れを解説します。

転職エージェントから求人が紹介される

転職エージェントに面談で希望を伝えると、面談の時もしくは面談後に求人を紹介されます。

絶対に希望条件を満たしているとは限らないですし、良くない求人が混ざっていることもあるので、自分でも条件などを詳しく確認します。

応募したい求人が決まったらいよいよ応募です。

転職エージェント経由で応募

転職エージェントの面談の時に登録しておいた履歴書・職務経歴書を使って応募します。

面談の時に受けたアドバイスをもとに修正した履歴書・職務経歴書を転職エージェントに最終確認してもらって応募しましょう。

転職エージェント経由での応募であれば、「A社とB社に応募します」とメールや電話で伝えるだけでOKなので、転職サイトから応募するよりもかなり楽です。

転職エージェントと転職サイトとの違いについてはこちら。

転職エージェントと転職サイトの違いとは? 転職に有利なのはどっち?

転職エージェントが複数企業と面接の日程調整

転職活動では、複数の企業に同時に応募し、同時期に内定が出るように日程を調整していきます。

ただし、自分で複数の企業担当者とやりとりをして日程を決めていくのはかなり骨が折れます。

転職エージェントを経由して応募すれば、日程調整も転職エージェントにおまかせ。

仕事をしながら転職活動をする人や、Uターンや上京などの遠方への転職活動の際には日程調整をしてもらえるのは非常に助かります。

一次面接~最終面接まで、転職エージェントが上手く日程調整してくれます。

転職エージェント利用の流れ3:最終面接~内定後


最終面接から内定が出るまでの間に、企業との年収交渉などを転職エージェント経由で行います。

内定が出た後も、転職エージェントは手続きや退職についてのサポートなどをしてくれます。

最終面接~内定後の流れについて見ていきましょう。

最終面接の後は最後の条件交渉

年収などの条件交渉は、内定が出る前のタイミングまでに転職エージェント経由で行います。

年収などの条件を含めて、企業は内定を出すかを社内で決めますから、内定後には基本的に年収交渉はできません。

最終面接が終わった後、当日もしくは次の日までには転職エージェントから連絡があり「希望年収は?」と聞かれるはずです。

「最低限この年収は欲しい」という金額は転職エージェントに素直に伝えておき、年収交渉をしてもらいましょう。

自分で直接企業と交渉すると、伝え方を迷ったり、内定欲しさに希望より低い年収を伝えてしまったりして、後悔してしまうこともあります。

転職エージェントが企業との間に入って交渉してくれるのは、大きなメリットです。

転職エージェントから電話・メールで内定通知

最終面接の後、内定が出たら企業から直接ではなく転職エージェントから電話やメールなどで内定の連絡があります。

複数企業の内定が同じ時期に出るように日程調整して面接の予定を組んでいるはずなので、どの企業からの内定を受けるのか比較して選べます。

内定承諾は3日以内が基本

内定が通知されてから承諾もしくは辞退の連絡をする期限は3日以内が一般的です。

内定辞退の場合も転職エージェントが企業に連絡してくれるので、直接連絡するよりは気が楽です。

転職活動では複数の企業の内定を得て、選ぶことが普通なので内定辞退は珍しくありませんし、企業も転職エージェントも「はい、そうですか」というレベルなのでそれほど気に病む必要はありません。

ただし、いったん内定承諾をしてから辞退をすることはできないので注意。

内定承諾後の辞退は、転職エージェントの顔をつぶしてしまう上に、転職エージェント側も紹介料を企業から得られなくなってしまいますから、損害賠償を請求されてもおかしくありません。

とはいえ、A社の内定承諾の期限と、第一希望のB社の最終面接結果が出るタイミングがずれてしまって、比較できないということもあり得ます。

このような場合も転職エージェントに素直に相談してみてください。

転職エージェントが企業に掛け合って、比較できるように計らってもらえるかもしれません。

雇用契約書にサイン、退職手続きへ

内定先が決定したら、転職エージェント経由で送られてくる雇用契約書など書類にサインして正式に退職手続きに入ります。

現職の会社で慰留されて、なかなか退職手続きが進まない、というケースも珍しいことではありません。

転職エージェントは、退職手続きについてもサポートしてくれますから、内定後も遠慮なく相談してみてください。

転職エージェントの登録から内定後までの流れ|まとめ

転職エージェントを利用した転職活動の登録から内定後までの流れを解説しました。

全体の流れをイメージできたら、まずは転職エージェントに無料で登録してみましょう。

まだ、転職するか悩んでいる人も、一度相談にのってもらうと今後の道筋が見えてきます。

複数の転職エージェントに登録してみて比較し、自分に合う転職エージェントをメインに転職活動を進めるのがおすすめです。

転職エージェントおすすめ10社(PR)
  • リクルートエージェント:転職支援実績No.1の大手。求人数も多く選択肢が広がる
  • doda:気軽な情報収集におすすめ。転職イベントもあり
  • マイナビエージェント:20~30代の若手に強い。サポートが丁寧なので初めての転職におすすめ
  • マイナビITエージェント:IT・Web業界に特化。業界専任の担当者がサポートしてくれて心強い
  • JACリクルートメント:年収600万円以上・外資系などハイキャリア層向けに特化
  • type転職エージェント:首都圏のIT・Web業界に強い。女性専門の転職エージェントサービスも
  • ランスタッド:オランダに本社を置く。外資系・グローバル日系企業の転職に強いハイキャリア向け
  • マイナビジョブ20's:20代第二新卒限定。未経験可の求人が豊富
  • かつやくカレッジ:正社員を目指したい人向けの無料研修付き転職サービス。お祝い金10万円あり
  • JAIC:正社員経験のない人向け。5日間の無料研修の後、書類選考なしで20社と面接できる