看護学校で勉強すること

看護学校で学ぶことにはどのようなことがあると思いますか?

療養上のお世話や、診察の介助を行なうためには、当然、病気に関する知識、人の体の仕組み、包帯の巻き方、注射の仕方などの技術を学ぶことは容易に想像がつくかと思います。

しかし、看護学校は単なる技術を身に付ける場所ではありません。

尊い人命に携わり、病や怪我で苦しむ人に寄り添い、体や心の痛みを軽減することが求められる看護の仕事は、専門的知識と技術はもちろん、看護師自身にもよりよい人間性が求められます。

看護学校はそのための教養を身につける場所でもあるのです。では、実際に、看護学校で何を学ぶのか見てみましょう。

基礎分野

基礎分野とは、一般教養科目とも言いかえられ、人や社会についての理解を深め、思考や判断の基礎となる力を向上させます。

具体的な科目は、心理学や社会学、生化学などがあり、学校によっては外国語や体育、芸術、ボランティア、コンピューターなど幅広い分野について学びます。

体育や芸術は、看護師の仕事に関係ないように思えますが、看護の仕事は意外と力仕事です。勤務時間も不規則なことが多く、健康な体つくりはとても大切です。

また、芸術など情操教育は、人としての幅を作り、患者さんとのコミュニケーション、チーム医療の中での円滑な人間関係の基礎となります。

基礎専門分野

専門分野(看護)の基礎となる部分、つまり、体の構造や病気に関することを学びます。
主な科目は、解剖生理学・病理学・栄養学・薬理学・公衆衛生学 などです。

専門分野

看護に必要なより専門的な学習として、人の各ライフステージにおける特徴やケアについて学びます。

主な科目は、小児看護学・成人看護学・母性看護学・老年看護学・精神看護学・在宅看護学です。

これらのことを、3年あるいは4年かけて習得していきます。

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