看護学校はどう選べばいい?

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看護学校は種類も数もたくさんある

看護師になるためには、看護師の養成課程のある学校、通称「看護学校」で知識を習得し、国家試験に合格しなくてはいけません。

高校卒業後に通える看護学校には、4年制の看護大学や、3年制の看護短大・看護専門学校などがあります。

地方によっては看護学校の数が限られており、選択肢が少ない場合があります。

大都市、たとえば東京の場合には、4年制の看護大学だけで20校ほど、それに看護系の短大や専門学校を合わせると50校以上の看護学校があります。

どの看護学校でも、看護師になるために必要な科目を学べますが、1校1校に特色がありますから、選び方に迷ってしまう人もいるはずです。

ここでは、いくつかの要素から、看護学校の選び方のポイントをお伝えしていきます。

看護学校の選び方のポイント

自宅からの距離

学校選びのポイントとして、看護学校に進学した場合を想定し、自宅から通学しやすいかどうか、という点が挙げられます。

もし遠方の学校へ進学する場合は、実家を離れなければならないでしょう。

在学中には、実際に病院などで患者さんのケアに携わる実習の科目もあります。

看護学校の所在地に加え、予定実習先の病院に通いやすいかどうかも一緒に考慮するとよいでしょう。

なかには寮を用意している看護学校もあります。

実家から通うのが難しい場合、一人暮らしでも構いませんが、寮に入って生活することを考えてもよいでしょう。

費用(学費)

看護学校の費用は学校によって大きく異なります。

一般に私立の看護大学は高く、公立の看護大学や専門学校は安い傾向があります。

年間12万円程度の学費で通える看護学校もあれば、年間100万円以上する看護学校もありますから、費用は学校を決めるうえでの重要な条件になってきます。

しかしながら学費が高い学校は、その分、研究や研修に力を入れていたり優秀な講師がいたりと、価格に見合ったものが得られる場合があります。

どうしても学費を捻出できない人は、奨学金制度がある看護学校を探すのもひとつの方法です。

学力

どれだけ進学したい看護学校があっても、学力がおよばないとその学校に入ることはできません。

医療の進歩・発展に伴い、看護師にも高度な知識と技術が要求されるようになり、看護学校の入学試験の難易度は高くなっています。

看護学校入学のための予備校があるほどです。

しかし、看護学校の難易度にはバラつきがありますから、自分の学力に見合った看護学校に的を絞り、確実に合格できそうな学校を選ぶことは可能です。

その他(系列病院の有無、国家試験合格率など)

卒業後、働きたい病院の附属看護学校(看護大学)を選ぶのもひとつの方法です。

学校系列病院への就職はしやすい場合が多いため、将来的なことを考えて学校選びをする人もいます。

また、看護師になるには看護師国家試験に合格しなくてはなりませんから、在学中にどれだけしっかり試験対策ができるかも大事なポイントです。

国家試験対策に注力しており合格率がとくに高い学校では、たいていWebサイトなどにそういった内容を公表しているため、調べてみるとよいでしょう。

もちろん自分でまじめに授業を受け、学習するのが大前提ですが、学校の充実したサポートを受けながら国家試験に臨めるのは安心材料となります。

看護大学と、短大・専門学校はどちらがおすすめ?

近年、看護師志望者で4年制大学に進学する人が少しずつ増えています。

大学では看護師関連の専門科目はもちろんですが、一般教養科目も充実しているのが特徴です。

在学中に幅広い教養を身につけたいと考えているのであれば、大学はおすすめです。

また看護大学であれば、同時に「保健師国家試験」や「助産師国家試験」の受験資格が得られる場合があります。

入学後、学内の選抜を受けなくてはならないなどハードルは高めですが、保健師や助産師にも興味がある人は、これらの資格取得も目指せる大学を選ぶとよいでしょう。

一方、3年制の看護専門学校は、看護師になるための実践的な科目に特化したカリキュラムが組まれています。

実技や実習など、現場で役立つスキルの習得がしやすいことが魅力です。

看護専門学校は日本全国にたくさんありますから、少しでも早く現場に出たい人は、専門学校から選ぶのもよいでしょう。

看護系の短大は徐々に数が減りつつあり、全国で20校ほどしかありません。

大学の医学部や大学病院付属の学校が多いため、そのまま系列病院へ就職する人が多いです。

専門学校と同じ3年制ですが、専門学校よりも一般教養を学ぶ時間が多いことから、地元の短大への進学を検討する人もいます。

中学卒業後に高校の看護科へ進む道も

中学卒業後、最短で看護師を目指すのであれば、「5年一貫制看護師養成高校」という高校へ進む道があります。

5年一貫制看護師養成高校では、最初の3年間で普通教科や看護に関する基礎科目を学び、その後の2年間は看護の専門科目を学びます。

スムーズにいけば20歳で看護師免許取得が可能であり、高校卒業後に短大や専門学校に進学する人よりも早く現場に出られるチャンスがあります。

この5年制高校のほかに3年制の看護科を置く高校もあり、そこでは「准看護師」になることができます。

中卒から看護師を目指したい人は、このような学校を選択するのもよいでしょう。