看護師のキャリアパス・結婚後の生活

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女性の看護師の現状

厚生労働省が発表した「平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によれば、平成30年末現在で仕事をしている看護師の数は、全国で1,218,606人です。

このうち、男性は95,155人、女性は1,123,451人となっており、全体の92.7%が女性です。

10年前の女性看護師の割合は94.9%でしたから、近年では男性看護師の割合が少しずつ増えつつあります。

とはいえ、現状では看護師として働く人の9割以上が女性であり、女性にとって憧れの職業のひとつであることも事実です。

参考:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

女性の看護師の強み・弱み

看護師は、もともと女性が非常に多く活躍している職業ですから、仕事でも女性のさまざまな強みを発揮できます。

とくに強みとなるのが、細やかな配慮ができることです。

患者さんは病気や怪我を抱えて苦しんでいる人が大半ですから、いつでも患者さんの心に寄り添ったケアが大切です。

女性特有の穏やかさや、柔らかな物腰は看護師として患者さんに接する際には大きな強みとなります。

また、女性患者さんは男性医師に対して怖い印象を抱くことも少なからずあるため、そこをフォローするのも看護師の大事な役割です。

患者さんの思いをくみ取って、心配事や不安を解消していくような立ち居振る舞いができるのも、女性看護師の強みです。

一方、弱みとなりうるのは体力面です。

看護師の勤務体系はシフト制で、職場によっては日常的に夜勤が入ります。

常に人の生死に関わる場で仕事をするため緊張感も大きく、心身ともにハードで体がもたないと感じることも出てくるでしょう。

なかには、せっかく病棟勤務などでやりがいを感じていても、日勤のみで働ける施設への転職を考える人もいます。

看護師の結婚後の働き方・雇用形態

病院で働く看護師は忙しく、交代制勤務の不規則な生活になりがちです。

結婚すると、それまでと同様のスタイル(フルタイムなど)で働き続ける人もいる一方、パート勤務などに雇用形態を変えたり、日勤のみで働ける職場へ転職したりする人もいます。

入院施設を持たない病院や、大病院であっても外来で働くのであれば、夜勤をする必要はありません。

また、24時間看護を必要とする病棟であっても、パートタイマーとして働く場合は通常夜勤はありません。

このほか、昼間のみの仕事をする企業や保育園などで働くこともできます。

看護師の勤務先の種類、雇用形態は多岐にわたるため、自分の理想とするライフスタイルに応じた働き方を選び、結婚生活と両立させていくことは十分に可能です。

看護師は子育てしながら働ける?

看護師の仕事に限らず、結婚、出産を機に、それまでの仕事から離れてしまう女性は多いものです。

しかし、育児をしながらでも働き続ける女性看護師は多くいます。

知識と経験のある看護師が、子育てを理由に働けなくなることは、せっかく資格を取った看護師個人にとっても、病院にとっても、治療を受ける患者さんにとっても大きな損失です。

もちろん、子どもが小さいうちは、できるだけ近くにいて、一緒に過ごす時間を持ちたいという考え方もあると思いますし、それは母子にとって大切なことです。

しかし、「看護師の仕事を続けたい!」と願うならば、その道を模索することは可能です。

看護師が子育てをしながら仕事が続けられない大きな理由のひとつは、夜勤です。

昼間は、託児所に預けたりしてなんとか働ける環境を作れても、夜中となると事情が違います。

それなら、夜勤のない看護師業務を選べばよいでしょう。

夜勤は看護師の仕事の大切な役割のひとつですが、人数的に考えると昼間働く看護師のほうが多いです。

家族の理解や協力も必要になりますが、看護師の知識と技術、経験があれば、仕事と育児をムリなく両立させられる職場選びは可能です。

看護師は女性が一生働ける仕事?

看護師として20代前半からキャリアを築き上げ、定年を迎える女性は多くいます。

看護師の定年は60~65歳の場合が多いですが、最近では再雇用によって70代でも活躍している現役女性看護師は珍しくなくなっています。

看護師は現場に立って多くの患者さんと接するなかで、どんどん学びを深めていける仕事です。

一人ひとりの患者さんが抱える苦しみや不安に向き合いながら、少しずつ看護師としてどうあるべきか、自分なりの答えを見つけ出せます。

看護の仕事に情熱をもち、長く働き続けたい女性にとって、非常にやりがいのある仕事です。

また、キャリアアップに意欲的な人は「認定看護師」や「専門看護師」などの上位資格をとったり、管理職を目指したりすることも可能です。

認定看護師の仕事内容・役割

専門看護師の仕事内容・役割