食品メーカーへの転職・中途の未経験採用はある?

食品メーカーへの転職状況は?

食品メーカーは、新卒・中途採用ともに人気が高い業種です。

「食品」という人々の生活に不可欠かつ身近なものを扱うことに魅力を感じ、食品メーカーで働きたいと考える人は大勢います。

職種によっては他業界での経験が生かせるため、中途入社をした人の経歴はさまざまです。

そういった意味では、どのような人にでもチャンスはあります。

ただし、中途採用は人員が不足した場合に不定期で実施されることが一般的であり、自分が希望しているタイミングで求人が出ないこともしばしばあります。

また食品メーカーの数は多く、中途採用の求人数もそれなりにあるものの、誰もが知るような有名企業は倍率が非常に高くなるため、十分な対策が必要です。

食品メーカーへの転職の志望動機で多いものは?

食品メーカーへの転職を目指す人の志望動機として、キーワードのひとつとなるのが「グローバル」です。

最近は大手食品メーカーを中心に海外事業に力を入れる企業が増えていることから、グローバルな視野をもってダイナミックなビジネスに携わりたいと考え、食品メーカーを志望する人が多いです。

実際、大手企業でも海外事業に関われる積極性のある人材が求められています。

もうひとつ、「健康」というキーワードに興味をもつ人も少なくありません。

少子高齢化社会が進むなかで人々の健康意識は高まっており、より安全で安心な食を提供し、人々の生活を支援したいと考えて、食品メーカーを志望する人がいます。

「機能性食品」や「介護食」などを扱う食品メーカーが増えているため、社会貢献性の高い仕事ができるというイメージも、食品業界の人気を後押ししているものと考えられます。

食品メーカー社員の志望動機と例文・面接で気を付けるべきこと

未経験から食品メーカーで働くには

未経験からの食品メーカーへの転職難易度は、職種によって大きく異なります。

最も転職しやすいのは営業職です。

営業職は特別な資格が求められない場合が多いため、未経験からでも挑戦しやすい職種といえます。

もし他業界での営業経験があれば、基本的なコミュニケーション能力やビジネスマナーなどが身についていると考えられ、歓迎されることが多いです。

積極性や強い意欲が認められれば、営業経験がなくても採用されるチャンスはあります。

次に、企画職に関しては業界問わず、同じ企画・マーケティング関連の仕事をしていた人が求められる傾向です。

企画職は華やかなイメージも抱かれがちなため、志望者が多く、大手食品メーカーの転職ハードルはやや高めです。

最後に、最も未経験からの転職難易度が高いのが、研究や開発関連の仕事です。

大学や大学院で理系分野を専攻していた人を対象とし、たいていは関連領域での職務経験がある人が求められます。

第二新卒や20代であれば、未経験でも転職できることはありますが、それでも理系の基礎的な知識は求められる場合が多いです。

食品メーカーへの転職に必要な資格・有利な資格

食品メーカーへの転職において、特定の職務経験が求められることはあっても、資格が必須になることはあまり多くありません。

しかし、一部の開発系職種では以下のような資格があると優遇されることがあります。

管理栄養士
商品開発に携わるにあたって役立つ資格です。

食品に関する専門的な知識を生かし、味わいのバランスを調整したり、栄養計算をしたりします。

調理師
調理の基本的な知識・技術を有していることを証明する資格で、食品の試作品を作るときに役立ちます。

<食品衛生管理者>
食品の製造工場で必要とされる資格です。

食品の製造・加工・調理・販売が衛生的に行われるように指導する役割を担います。

食品メーカー社員に必要な資格やスキルはある?

食品メーカーへの転職に役立つ職務経験は?

食品メーカーは、新卒採用に加えて中途採用を実施している企業が多くあります。

ただし、職種によって求人数には差があり、とくに需要が大きいのは「技術系職種(研究・開発等)」と「営業職」といわれます。

技術系職種の場合には、新卒採用の場合でも理系大学や大学院で学んだ人が望まれますが、転職の場合はさらに高度な専門性が問われます。

バイオ系、生物系、化学系、農学系を専門とし、前職でもそれらの知識を生かした研究・開発や生産業務に従事していた人が募集されることが多いです。

営業職については、技術系職種に必要とされるプロフェッショナル的な要素というよりも、高度なコミュニケーション能力や精神的なタフさ、誠実さ、フットワークの軽さなどが求められることが多いです。

業界は違っても、営業職としての経験と実績がある人は採用されやすいでしょう。

企画・マーケティング関連の職種も、前職でマーケティングを実践していた経験をもつ人が歓迎される傾向にあります。

食品メーカーに転職可能な年齢は何歳くらいまで?

食品メーカーへの転職可能な年齢の目安は、保有スキルや経験、職種によっても異なります。

どの職種でも、その仕事に関連する経験豊富で、高度な専門性をもつ人であれば、即戦力としての役割が期待され、多少年齢が高めでも転職できることがあります。

一般的には40代以上での転職は難しくなるといわれますが、実績を十分に示せれば、好待遇で採用されることもあります。

しかし他業界からの転職や、未経験に近い状態での転職となると、やはり年齢は若いほうが有利です。

「第二新卒」といわれる20代半ば~後半にかけての年齢であれば、新卒と同じく将来性に期待して採用されることも多い一方、30代を超えると多少ハードルが上がります。

年齢が上がるほど「自分のスキル・知識を職場でどう生かせるのか」が強く問われるようになります。