食品メーカー社員の志望動機と例文・面接で気を付けるべきこと

食品メーカーを目指すきっかけで多いものは?

食品メーカーを中心とする食品業界は、学生の就職先として人気が高い業界のひとつです。

その理由はいくつか考えられますが、大きいのは「食」という私たちの暮らしに身近なものを扱うことでしょう。

食を通じて人々の生活を豊かにしたい、おいしいと思ってもらえる食品を作る仕事に携わりたいなどと考えて、食品メーカーを志望する若者は多いです。

また、大手食品メーカーは知名度があり、待遇がよい企業が多いことや、事業の安定性なども相まって、採用試験では企業や職種によっては何十倍はおろか、何百倍、ときに何千倍といった高倍率になることもあります。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

食品メーカーの志望動機の考え方

食品メーカーで働きたいと考える人は、たいてい「食が好き」という気持ちを強く持っているようです。

「食に関わる仕事がしたい」という素直な気持ちが、この業界を目指すきっかけになることはなんら問題ありません。

しかし、それだけでは他の志望者との差別化がまったくできず、志望動機としてのインパクトには欠けてしまいます。

よく伝わる志望動機を作るためには、食が好きな理由や食品業界に興味を持ったきっかけだけからさらに踏み込むことが重要です。

食品を扱う仕事に就くことで何を成し遂げていきたいのか、入社後にどのような仕事をしていきたいのかなどまで、深く考えましょう。

また、ひとくちに食品メーカーといっても、企業によって扱う商品も違えば、取引先の種類や事業展開なども異なります。

志望先の事業内容をしっかりと研究しておき、「そこで働きたい理由」まであわせて語れるようにしておくと、より説得力がある志望動機となり、熱意も伝わりやすいでしょう。

食品メーカーの志望動機の例文

商品開発職を志望する場合の例

「私が御社を志望するのは、大学入学後から3年間続けたイタリアンレストランで調理のアルバイトがきっかけです。

そこでは自分が考えたメニューのアイデアが採用されることがあり、将来は新しい食を生み出す仕事がしたいと思うようになりました。

飲食店ではなく食品メーカーを志望するのは、人々の日々の暮らしに欠かせない製品を作りたいと考えたからです。

御社は調味料や冷凍食品まど、暮らしに寄り添った製品を多数手掛けており、そこに大きな魅力を感じています。

私も食の探求を続け、人々の生活をより豊かに、楽しいものにする製品の開発に携わりたいと考えています。」

営業職を志望する場合の例

「私が食品業界を志望するのは、できるだけ日常生活に身近な製品を扱う仕事がしたいと考えたからです。

なかでも、御社の営業職を志望する理由は、取り扱う製品群が多様であることと、日本全国に数多くの顧客をもつことに魅力を感じたからです。

学生時代から人と話したり束ねたりすることが好きで、高校時代にはサッカー部のキャプテンを務めていました。

大学時代には学内・学外の仲間を集めてサークルを立ち上げ、積極的に活動を続けていくなかで、さまざまな人の思いをまとめて物事を達成する喜びを実感しました。

これまでに培った行動力や積極性が、私の一番の強みだと考えています。

入社後はどのような場面でも果敢に挑戦し、顧客から厚く信頼される人間を目指していきたいと考えています。」

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

食品メーカーの面接で聞かれること・注意点

食品メーカーだからといって、面接で特別に難しいことを聞かれることはほとんどありません。

ただし、業界の動向や昨今の話題のニュースについて意見を聞かれることがあるため、普段からチェックしておくクセをつけるとよいでしょう。

面接で重要なのは、きちんと練り上げた志望動機を自分の言葉で落ち着いて話せるようにしておくことと、質問に対してハキハキと正確に答えることです。

また、食品メーカーでは「食の安全・安心」という意識を強く求められるため、誠実な人柄や真摯な姿勢が好まれます。

清潔感にもよく気を配っておきたいものです。

食品メーカーの自己PRのポイント

食品メーカーの自己PRのポイントは、他業種を志望する場合と大きく変わりません。

自分の経験や、そこで得たことから「強み」といえるものを考え、できるだけ具体的な内容を交えて簡潔に伝えることが大切です。

ひとつ言えるとすれば、食品メーカーにはさまざまな職種があるため、将来やりたい仕事に生かせる能力・スキルをアピールできるとよいでしょう。

たとえば企画開発であればアイデアを形にした経験、営業であればリーダーシップやコミュニケーション力を身につけた経験などを話せると、評価につながりやすくなります。

ただし、それにこだわり過ぎず、なによりも「自分ならではの強み」と自信をもって話せる内容を意識することが大切です。

食品メーカーの志望動機で悩んだら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で食品メーカーへの転職を目指しているものの、志望動機や面接に自信が持てない場合は、転職エージェントで添削を無料で受けるのもおすすめです。

メーカーの分野に強い転職アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、書類通過率や合格率をアップさせることができます。

また、業界情報を聞くことができたり、食品メーカーの「非公開求人」の情報を得ることもできます。

まだ転職するか迷っているという段階でも、早めに専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができるでしょう。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20's」に登録してみるとよいでしょう。

20代を積極採用している企業の案件が多く、専任キャリアアドバイザーによる個別キャリアカウンセリングを受けることができます。

なお、対応エリアは「一都三県・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀」となります。

どちらも登録・利用はすべて無料なので、ぜひ登録して気軽に相談してみてください。