看護師の人間関係

さまざまな人間関係がある

どんな仕事でも、働きやすい職場の条件に「人間関係」が挙げられます。これは看護師の仕事に限ったことではありません。

人間関係の良い職場は、仕事のストレスも少なく、自分の能力を発揮することができます。しかしながら、「人間関係」は、働いてみなければわからないのが難点です。

仕事を始めてから「看護の仕事は好きだけど、先輩と上手くいかない。」、「ドクターとどう接していいかわからない。」そんな声をよく聞きます。逆に「仕事はきついけど、チームワークがよくて居心地がいい。」、「プライベイトでも一緒によく出かける。」という声も聞きます。

中に入ってみないとわからない人間関係ですが、看護師という仕事にはどんな人間関係があるかを知っておけば、現実に直面した時の悩みも少ないと思いますので、少し例を挙げてみます。

看護師同士の人間関係

看護師の仕事は95%以上が女性の職場。しかし、看護師と一言で言っても、年代もライフスタイルも、そして経験も違うメンバーが、連携して仕事を行っていくうえでは、色々と問題も生じてきます。

問題の主なものは、価値観の違いや、経験値、知識の差です。これが普通の仕事なら、お互いの価値観や違いを尊重して…と言いたいところですが、看護は「人の命」に直結する仕事ですから、そういうわけにはいきません。

しかし、非常に忙しい仕事であるからこそチームワークは欠かせませんし、忙しい部署ほど看護師が一丸となって仕事をし、連帯感もやりがいも感じられるように思います。

時には厳しいことを言われ、落ち込んだり、その看護師のことを嫌いに思うことがあるかもしれませんが、思ったことを口にして、意見を言い合うことができる環境は、お互いが看護師として成長するために必要だと思うようにしましょう。

看護師と医師との人間関係

看護師の仕事は、患者さんの看護と、医師の医療行為の補助ですから、医師とのよりよい仕事関係は非常に大切です。医師とよい信頼関係を築くコツは、個性を把握することと、伝達をしっかりすることです。

例えば、注射ひとつとっても、医師によって使い勝手のよい器具が違います。個性を把握すれば、医師は医療行為が行いやすく、看護師との信頼関係も築けます。

医師と看護師は、患者さんの周囲という非常に近い距離で仕事をするので、時に叱咤されることもありますが、看護師の仕事を一番よく理解してくれる存在でもあります。

看護師と患者さんとの関係

看護師が仕事をする上で、忘れてはいけないのは、患者さんとの人間関係です。患者さんは、一人一人、病気も年齢も性格も違います。ですから、患者さんとの関係も「これ」という答えはありません。

また、「病気がある」という事実が、患者さんに不安や恐怖を与え、それが人間形成に関わってきます。

そんな患者さんと、うまく付き合うには、患者さんを取り巻く様々なこと、病気、家族背景、宗教、社会的立場などを知ることが大切です。

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