女性の不動産鑑定士

女性に向く仕事

不動産鑑定士の仕事は、女性に向く職業と言えます。

というのは、フィールドワークこそあれども、現地や役所等の調査などがメインだからです。重い荷物や機材を使うわけでもなく、いわゆる力仕事という類に当たりません。

また、デスクワークにおいても、女性ならではの柔軟な思考力や表現力というものは武器になることが多いでしょう。

また、体力をそれほど必要ともしませんし、勤務時間が極端に不規則というわけでもなく、遠方への出張をしなければ必ずしも仕事ができないというわけでもあえりません。そのため、子育てや家事、介護などとの両立もしやすいと言えます。

年々増える女性鑑定士の割合

女性の社会進出の増加によって女性鑑定士の割合は増えてきているようです。

鑑定士試験の受験予備校でも、女性鑑定士の実務家インタビューがあったり、受験生でも女性が多めであったりします。また、2013年現在の不動産鑑定士協会連合会の理事会長は女性ですし、この方が経営されている不動産鑑定会社の役員はすべて女性です。

このように、女性が活躍する場面が着々と増えてきている印象がありますので、これからもますます増えていくと思われます。

女性にしかできない鑑定評価、女性ではできない鑑定評価

フィールドワークの場面においては、男性、女性それぞれにしかできない鑑定評価というものがあります。簡単に言うと「夜のお仕事の場所」での鑑定評価に関するものです。

あまり数は多くないのですが、いわゆる雑居ビルというものの鑑定評価などで、収益状況の把握のためにテナントの状況を確認に行くことがあります。

収益状況については帳簿等で確認できることもありますが、夜のお仕事の方でしっかりと丁寧に帳簿をつけている方は稀で、現況調査で客の入りを見るしかないようなときがあります。

つまり、先方の営業の邪魔をすることはできませんので、そのような場所がホストクラブの場合には女性にしか現地調査ができず、キャバクラなどの場合には男性にしかできないこととなります。

このようなことも、女性鑑定士ならではの仕事の特徴と言えるのです。