不動産鑑定士の1日・生活スタイル
体験モニター募集中! キャリアの悩みを解決する相談サービス「グッザー」とは
不動産鑑定士の業務スケジュール
不動産鑑定士は、データ分析や評価書の作成といったデスクワークと、物件の現地調査や周辺環境調査といったフィールドワークの双方をこなさなければなりません。
業務スケジュールは担当する物件次第ですが、土地のみで約6日~7日、小規模なビルで約8日、大規模な物件だとそれ以上の日数がかかります。
ホテルやゴルフ場など、広大な敷地面積をもつ物件の調査では、現地でのフィールドワークだけで数日かかることもあり、長期滞在のために家を空けるケースも珍しくないでしょう。
ただ、出張する機会がやや多いということ以外は、一般的なサラリーマンの生活とほぼ変わりなく、朝に出社して日中仕事をこなし、夕方頃に帰宅するというサイクルで働くことになります。
よほど案件が立て込まない限りは、深夜まで残業に追われたり、休日出勤を強いられたりすることはないでしょう。
不動産鑑定事務所で働く不動産鑑定士の1日
不動産鑑定事務所では、依頼者との面談から物件調査、報告書の作成という一連の流れを、案件ごとに単独で受け持つケースが一般的です。
事務所でのデスクワークだけでなく、役所や法務局で資料を確認したり、対象物件を訪問して調査したり、顧客と面談したりと、忙しく各所を移動してまわる日も少なくないでしょう。
ただ、基本的に1日のスケジュールは自分でかなり自由に設定することができますので、朝から晩まで事務所に詰めてパソコンに向かうこともできますし、現地に連泊して物件調査だけを行うこともできます。
日によって業務内容が大きく違うのが、不動産鑑定士の特徴といえるでしょう。
コンサルティング会社で働く不動産鑑定士の1日
コンサルティング会社では、不動産鑑定事務所とは異なり、顧客との面談や、弁護士や税理士との打ち合わせを考慮したうえで、自身の1日のスケジュールを組まなければなりません。
現地調査や役所訪問などで外出する時間よりも、部内ミーティングを行ったり、自席でプレゼン資料を作成したりと、社内で過ごす時間が多くなるでしょう。
また、業務時間自体も、顧客や他士業者の都合を優先させなければならない関係上、朝早くや夜遅くに予定が入ったりと、やや不規則になりがちです。