空間デザイナーの仕事内容

コンセプト、照明、装飾、文字どおり空間をデザインする仕事

空間デザイナーはその名のとおり、空間をデザインするのが仕事です。

イベントブースから、美術館、ホテルのロビーまで、さまざまな空間をコンセプトに沿ってデザインするお仕事です。

新しく建築される建物の設計段階から企画に入ることもあれば、リフォームの依頼が来たり、期間限定でブースやエントランスのデザイン依頼が来たりとさまざまなパターンがあります。

装飾品や照明、壁紙、カーテン、インテリアなども、どこまでを担当するかはその仕事によって異なります。

まさに「空間をデザインする」ための幅広い仕事を請け負うのが、空間デザイナーという職業なのです。

基本的な仕事の流れ

では、空間デザイナーの仕事の中でも依頼率が多い、イベントブースでの仕事の流れを見てみましょう。

メーカーやイベント会社などの企業から依頼主からオファーが入った時点で仕事開始です。

どんなイベントなのかを踏まえたうえで、依頼主の希望やイメージ、コンセプトなどを聞きつつ、担当ブースの敷地面積や天井高、使える電源や装飾物などを確認してイメージ画を作成。

最近では3Dソフトで資料を作成し、プレゼンするケースが多いようです。

その後、細かな修正を何度か加え、依頼主からOKをもらったら、必要な資材、照明、什器等を手配します。

その際、必要であればカーテンのサイズや装飾物のサンプル制作、外部業者に依頼するための什器の図面を引いたりします。アルバイトなどを使う場合は、このタイミングで入れることが多いです。

すべての準備や手配を整え、アルバイト数人とともに現場に入り装飾などの作業をします。作業時間はケースバイケースで変わりますが、短い場合で夜から朝のオープン時までの時間、長くて一週間弱となります。

作業時は、自らも取り付けや装飾品づくりに入り、さらに総監督的立場で現場を取り仕切ります。また、他のブースの邪魔にならないように、気を配りながら作業を進めます。

すべての装飾を終えたら完成です。掃除をして、無事引き渡しとなります。

最初の打ち合わせから完成、引き渡しまで、短くて数週間、長いと数ヵ月かかります。

インテリアデザイナーの仕事などに比べると、規模が小さい仕事もあり、期間も短めなのが特徴のひとつです。

勤務先は大きく分けて二通り。インハウス or デザイン事務所

空間デザイナーの勤務先は大きく分けて、二通りあります。

まずひとつめは、社内のインハウスデザインとして働くこと。

メーカーであれば新作発表時やイベント時などの空間デザインを担当したり、大手飲食店メーカーなどで店舗内の空間デザインを担当したりと、あくまでも自分が勤める会社の仕事をします。

もうひとつがデザイン事務所での勤務で、外部からの依頼を受けて仕事をします。

前者は手掛ける仕事もある程度決まっていますが、後者は手掛ける仕事やジャンルもさまざまです。

それが一番大きな違いとなっています。