空間デザイナーの求人状況・就職先の選び方

空間デザイナーの就職先にはどんなところがある?

空間デザイナーの勤務先は大きく分けて、2種類あります。

ひとつめは、企業に会社員として勤めインハウスデザイナー(企業内デザイナー)として働くことです。

もうひとつはデザイン事務所に所属し、外部からの依頼を受けて仕事をすることです。

インハウスデザイナーは手掛ける仕事もある程度決まっていますが、デザイン事務所に所属する場合は手掛ける仕事やジャンルもさまざまです。

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空間デザイナーの求人の状況

需要は増えつつある

日本人の生活水準の向上につれて、人々の物を見る目も肥え洗練されてきています。

インテリアやデザインに関するこだわりも非常に強くなってきており、店頭のディスプレイや、レストランやホテル内の装飾も常に新鮮で新しいものが求められています。

そんな時代ゆえ、新しい空間を生み出すことのできる、空間デザイナーの需要は数十年前にくらべ確実に増えています。

そしてこれからも需要はどんどん増えていくでしょう。

求人募集は少ない

需要が高まってきたとはいえ、まだまだ求人募集は少ないのが現状です。

その原因のひとつに、ひとりのデザイナーに仕事が集中することが挙げられます。

デザイナーの仕事は経験をつむほど実力も信頼度も高まるため、一度軌道に乗ると他の仕事に転職する人も少なく、一生の仕事にする人も多く目立つことが大きな理由です。

空間デザイナーの就職先の選び方

空間デザイナーを目指す場合は、企業のインハウスデザイナー(企業内デザイナー)として働くか、デザイン事務所に就職するのが一般的です。

他にも、ファッション系が好きならファッションメーカーやブランドに就職してそのメーカーのウィンドウディスプレイを手掛ける方法もあります。

インテリア系が好きならハウスメーカーでモデルハウスや一般住宅の室内デザインを担当する、マスコミ系に興味があるならテレビ番組や映画の制作会社で大道具やセット製作に携わるものよいでしょう。

大手ファッションメーカーやブランド、ハウスメーカーならほぼ毎年必ず新卒募集もあり、中途採用も頻繁に行なわれます。

テレビ番組や映画の制作会社は、新卒採用はさほど多くありませんが、中途採用やアルバイトからの採用は通年を通して行なっているところも多いので、HPなどをこまめにチェックするとよいでしょう。

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空間デザイナーの志望動機・面接

空間デザイナーを目指すきっかけとして多いものは、もともとインテリアが好きだった、美術大学や専門学校で空間デザインを学んだなどです。

工作や手芸が好きで、ものづくりを仕事にしたいとこの仕事を目指す人も多いようです。

空間デザイナーの志望動機・面接で気をつけるべきことは?

就職先はどのように探したらいい?

空間デザイナーが就職先を探す場合は、まず「自分は何をやりたいか」をきちんと決めることが必要です。

尊敬するデザイナーの元で働きたい、色々な仕事をしたいという人には空間デザインを手掛けるデザイン事務所へ就職するのがよいでしょう。

ただし、多くのデザイン事務所は少数精鋭で動いているところが多いため、求人自体がなかなか見つけることができないこともあります。

新卒の時期問わず、いつ求人がかかるかわからないため、Webの求人媒体やその事務所のオフィシャルホームページはこまめにチェックするようにしましょう。

またデザイン事務所は大きなプロジェクトが動き出すと大量にアルバイトを雇うことも少なくありません。

そんなタイミングを見逃さずひとまずアルバイトとして働き、修行を積みつつ、社員を目指すという方法もあります。

とくに美大や専門学校には先生や講師の紹介で仕事や求人が舞い込むこともあるので、就職課から情報を得るという方法も有効です。