【2023年版】空間デザイナーを目指す人におすすめの資格は?

空間デザイナーにおすすめの資格は?

空間デザイナーにはそもそも「空間デザイナー」という資格はなく、その他にも特別必要な資格はありません。

当然、現在活躍している空間デザイナーも資格を持っていない人が大半です。

ただし資格を取得することで就職や転職の際に有利になったり、お客さまやクライアントに安心感を与えたりすることができます。

初めてのクライアントにも信頼して仕事を任せてもらうために、資格取得は大いに役立つといえるでしょう。

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空間ディスプレイデザイナー

空間デザイナーの仕事に一番近い資格が「空間ディスプレイデザイナー」の資格です。

日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する民間資格で、2級~1級まであり誰でも受験することができます。

年に5回ほど実施され、在宅での受験が可能(期限までに回答用紙を送付する)なことから、比較的取得しやすい人気の資格でもあります。

色彩・照明・配置・演出などの問題が出されますが、自宅で調べながら回答も可能なため、難易度は高くなく、入門的に受験するにはおすすめの資格です。

参考:日本デザインプランナー協会 空間ディスプレイデザイナー認定試験

インテリアコーディネーター

空間デザイナーに関連する資格で一番難易度が高いのは、社団法人インテリア産業協会が主催する「インテリアコーディネーター」の資格です。

毎年10月から12月に試験実施され、受験資格は特になく、誰でも受けることができます。

しかしその合格率は20%~26%前後と決して簡単な試験ではありません。

一次試験の学科では、インテリアデザインの歴史から、設備環境、コーディネートの提案に関する問題まで広範囲にわたって出題され、合格率は30%ほどです。

それを通過した人のみが論文とプレゼンテーションがある二次試験へ進むことができます。

難関資格であるだけに、事前に学校に通うなどそれなりの準備が必要ですが、資格取得後は仕事の幅が広がるだけでなくインテリアコーディネーターとしても活躍することが可能です。

またインテリアコーディネーターの上級資格として「インテリアプランナー」という資格もあります。

インテリアの企画・設計や工事管理などを行うための資格で、インテリアコーディネーターよりもインテリアに関する幅広い専門知識を持ち、商業施設や公共施設、オフィス、学校など、多種多様な空間の企画、設計、そして工事管理に携わります。

参考:インテリアコーディネーター資格試験 インテリア産業協会

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色彩に関する資格

デザイナーには色彩感覚は必須です。

色の法則や色彩センスを磨くためにも「色彩検定」や「カラーコーディネーター」の資格は持っていて損はありません。

いずれも夏季と冬季と年に2回開催され、誰でも受験できることから取得しているデザイナーも少なくありません。

3級~1級まであり3級は合格率も60~70%前後と高く、独学でも十分合格できるといえます。

色や色彩感覚はインテリアを選ぶ際にも重要な判断材料のひとつになり、資格を取得すれば空間デザインをする上で、より効果的な色の使い方ができるようになるでしょう。

参考:色彩検定
参考:カラーコーディネーター検定 - 東京商工会議所検定試験情報