空間デザイナーの志望動機・面接で気をつけるべきことは?
空間デザイナーを目指すきっかけで多いものは?
空間デザイナーを目指すきっかけは人さまざまです。
小さなころから自分の部屋を飾り付けるのが好きで、インテリアショップをまわるのが好きという人もいれば、美大進学の際になんとなく空間デザインを選んだという人もいるでしょう。
共通しているのは、工作や手芸などアナログの作業が好きということです。
空間デザイナーは装飾物を手作業で作ったり、現場で什器を取り付けたりなど細かい作業も自らやることが多い職業です。
ひたすらパソコンとにらめっこをしているよりも、打ち合わせや資材調達に走り回ったり、装飾物を作ったり、手や足を動かす仕事の方が好きという人の方が向いている職業でもあるようです。
空間デザイナーの志望動機の考え方
空間デザイナーを目指す際は、空間デザインやインテリアが好きということはもちろんですが、空間デザインを通して誰かの役に立ちたい、人を喜ばせたいという気持ちも大切です。
自分の独りよがりにならないよう、仕事をする上ではお客さまやクライアントという相手がいるということを忘れないようにしましょう。
空間デザイナーの志望動機の例文×3
自分自身の経験をもとにした志望動機
「学生時代百貨店でアルバイトをしていました。
季節ごとにウインドウのディスプレイを変えている人たちを見てこの仕事に興味を持ち、多くの人の目を惹きつけ商品を魅力的に魅せることができる空間デザイナーを志すようになりました。
お客さまに商品の魅力を伝えるだけでなく、元気や勇気を与えられるようなメッセージ性のあるデザインができる空間デザイナーになりたいです。」
得意分野をアピールする志望動機
「私はカラーコーディネートに興味があり、学生時代に資格を取得しました。
知識を生かして大学でのイベントのディスプレイや友人の部屋のコーディネートをした経験から、より広い空間を総合的にデザインしてみたいと思うようになりました。
クライアントのイメージに沿ったデザインができるよう、カラーコーディネートの知識を生かしたいです。」
志望先の特徴に沿った志望動機
「御社が手掛けた○○ホールの△△というイベントに参加しました。
普段のホールの雰囲気ががらりと変わってまるで海外に来たかのような雰囲気で、デザインやコーディネートの力を深く感じました。
このことから空間デザインに興味を持ち、自分自身も多くの人に空間デザインの魅力や面白さを知ってもらえるようなデザイナーになりたいと思うようになりました。」
空間デザイナーの面接で聞かれること・注意点
人柄を大切に
空間デザイナーは決してひとりでできる仕事ではありません。
クライアントを始め、さまざまな人たちと協力し合いながら仕事を進めていくため、面接時にはコミュニケーション能力や人柄が重視されます。
緊張する場面ではありますが、練習を重ね自分らしさを失わないようにしましょう。
ファッションセンスもアピール対象に
デザイナーというクリエイティブな職業のため、面接時に必ずしもリクルートスーツを着る必要はありません。
むしろリクルートスーツでは個性を感じられず、センスを疑われる対象となってしまうこともあるようです。
襟付きのシャツに革靴を履くなどの落ち着いた格好で身だしなみが整っているのであれば、ファッションセンスも含め自分をアピールするチャンスです。
空間デザイナーの自己PRのポイント
空間デザイナーに大切なものは、センスよりも「作業が丁寧であるか」ということです。
クライアントから仕事を請け負ってお金をもらうわけですから、適当な作業はできません。
ポートフォリオなどの作品を提出する場合、センスの高さやクオリティはもちろん、作業の丁寧さなどがとくに重要視されます。
作品を送る際は、今一度確認してから送るようにしましょう。