独学でマンション管理士に合格できる?

かなり厳しいが無理ではない

マンション管理士は例年、合格率が10%以下となっており、比較的難しい資格試験に分類されます。

また、試験科目についても「区分所有法」といったなじみが薄くて難しい法律がメインとなります。

とすると、なかなか独学での合格は難しいのではないかと思う人も多いことでしょう。

実際、スクールを利用した場合の合格レベルに達する平均学習時間は600時間程度とされていますが、独学ですと800~1000時間必要とされています。

この学習時間を確保するの決して簡単なことではありません。

しかし、実際に独学で合格されている方がいることも事実です。

つまり、独学で合格することはかなり難しいが、無理ではないということになります。

教材選びが何より大事

それでは、どうすれば独学での合格の道がひらけるのでしょうか。

さまざまな方法が考えられますが、最も大事なのは「教材選び」であるといえます。

先にも挙げた通り、マンション管理士は一般の人にはなじみが薄くて難解な法律が出題率のほとんどを占めています。

私たちの生活と密接に関連する民法と合わせても、全問の30%にもおよびます。

また、建築の構造等の知識も必要になるのですが、これは広くて深い分野ですので、マンション管理士の合格に必要な知識の範囲を見極めるのは非常に困難だといえます。

そのため、テキストや過去問を選ぶ際には、「わかりやすさ」「見やすさ」「範囲の的確さ」をしっかりと確認しておきましょう。

確認の方法については、インターネット上の書評を参考に、本屋で実際に手に取ってじっくり数ページ読んでみることです。

自分がその書籍を実際に使う気になってしっかり読み、よりフィーリングの合うものを選ぶようにしましょう。

スケジュール管理を徹底しないと難しい

独学での試験学習のゆくえを左右するもう一つの大事な要素は、スケジュール管理です。

スクールや通信講座では、講義時間や提出期限といったもので強制されますが、独学では自分で自分を管理しなければなりません。

方法はいろいろありますが、月単位のスケジュール→週単位のスケジュール→日単位のスケジュールといった形で落とし込んでいくと計画しやすいです。

ただ、あまりに詰め込んだスケジュールにしてしまうと修正することが難しくなってくるため、余裕を持ったスケジュールにしておきましょう。

また、学習の進捗に合わせて見直しを行いながら、調整するとよいでしょう。

他の不動産資格の知識があるか

独学でマンション管理士に合格できるかどうかは、すでに別の不動産に関する知識を持っているかによっても変わってくるようです。

たとえばマンション管理士の受験生は、その7~8割程度が「宅地建物取引主任者」や「管理業務主任者」の取得者であるといわれています。

これらの不動産系資格の内容はマンション管理士とも関連する部分があるため、まったくゼロから勉強する人よりはスムーズに勉強が進められるでしょう。