大学職員の仕事内容

大学運営のため幅広いサポートを

大学職員は、教授や准教授などの研究者とは異なり、大学の運営を支えるためのサポートをするのが仕事です。大学生が快適な大学生活を送ったり研究者が優れた研究成果を世に発表したりできるように、裏方として支えます。

カリキュラムを改善するために制度を考えたり、学生の進路や休学に関する相談に乗ったり、大学の広報窓口としてマスコミの取材に対応したり、とさまざまな分野の仕事があります。

また、最近ではどこの大学でも留学生の受け入れが盛んになっています。

留学生を受け入れるための土壌づくりや、交換留学生を確保するため海外の大学に交渉に行くなどの仕事もあるので、担当業務によってはグローバルな活躍をすることも可能です。

高校生向けの説明会も開催

近年では私立の大学が乱立するなかで、少子化が進み、大学によっては定員割れを起こすなどの厳しい状況に立たされているところもあります。このため、新入生を獲得するための大学同士の争いが激化しています。

大学職員のなかでも特に学生募集を担当する職員は、全国を飛び回り、高校生向けの大学説明会を開催する仕事をしています。

説明会の仕事はプレゼンテーション能力がものを言う仕事でもあり、手ごたえを感じやすいためやりがいも大きいようです。

このように、大学職員には実に幅広い仕事があり、部署のローテンションなども行われます。

このため、「語学」や「パソコンスキル」などの特定の専門スキルが必要というよりは、コミュニケーション能力が高くてさまざまな仕事を効率良くこなすことができることが大切です。

学費未納の問題への対応

最近トラブルとして浮上しているのが、学費未納問題です。

経済情勢から経済的に納入できないというケースが多いのですが、中には大学の授業内容に満足していないとして、意図的に納入しないというケースもあります。

経済的に困難を抱えている学生には、授業料が未納という理由だけで除籍や退学にならないようサポートしていく必要があります。

一方、保護者への周知、督促業務なども発生します。

大学ですので、一般的な商品・サービスを販売するときのように一律にビジネスライクな対応をすることは難しく、学生個別の事情をよく把握したうえで対応する必要があるのです。