1分でわかる「研究者」

仕事内容
病気を治す医療技術や美味しい食事を作る食品加工技術、災害を予知するシステムなど、人々の暮らしを便利で豊かにするためのさまざまな研究を行うのが研究者です。

大学や国立研究所などの研究機関や民間企業で働きながら、自分の研究テーマに基づいて実験・調査・分析などを繰り返し、新たな発見をめざしています。

膨大な予算と長期的なスパンでの研究計画を組みながら研究を行うため、根気強く取り組む姿勢が大切です。

世紀の大発見で世界的な注目を浴びるチャンスもあり、挑戦のし甲斐があるフィールドです。
なるには
研究者には深い知識や論理的な思考能力が必要とされ、頭脳明晰で探究心が強い人材が求められる業界といえます。

採用試験においては応募の段階で大学卒業以上の学歴が条件になることが多く、特定の分野での研究テーマの内容や実績が重視されます。

学校推薦や研究室推薦という形で採用につながることもあります。

必要となる資格やスキルは分野によって異なりますが、海外の論文を読んだり国際的なシンポジウムで発表したりするために語学力は必要不可欠です。

学生のうちにしっかり英語を身につけておいたほうがよいでしょう。
給料
専門性の高い職業なので、収入が高く安定している傾向があります。

国立の研究所である「理化学研究所」の給与は、年俸制で毎月487万円(社会保険料、税込み)。

さらに、通勤手当や住宅手当が加算され、研究費が一年間に100万円割り当てられます。

大学の研究者は、大学の規模、国立か私立か、本人の実績や年齢、役職などによって給料は異なりますが、年収800万円~1000万円ほどになることが多いようです。

民間企業の場合、研究者の年収は他の職種の社員とそれほど変わらないのが一般的です。
将来性
あらゆる産業で機械化が進む現代社会においても、研究者の仕事はロボットに任せることはできません。

知識や技術だけではなく、人間ならではの着眼点や柔軟な発想がなければ、真実を解き明かすことはできないからです。

研究者は時代が変わってもなくなることはない職業のひとつといえるでしょう。

また、近年では若手の研究者を支援するための制度も整ってきています。

日本からもノーベル賞の受賞者が相次いでおり、若い研究者の大きな刺激となっています。