大学職員の求人状況・新卒採用はどれくらいある?

大学職員の就職先にはどんなところがある?

大学職員の主要な就職先・活躍の場は、大学法人の総務部、経理部、学生課、国際交流課などの各部署です。

このほか、大学に併設されている研究所、図書館、スポーツセンター、大学病院などの附属施設で働く大学職員もいます。

最近では、大学が設置した産学連携の外部法人が就職先となることもあります。

また、各研究室や医局などが直接採用を行い、そちらで勤務するケースもあります。

仕事内容は配属先によりさまざまで、学生や研究者、教授など学内の人とコミュニケーションをとる機会が多い業務もあれば、一般企業の事務のようにデスクワーク中心の業務もあります。

正職員として採用された場合は、業務場所を定期的に異動しながらいろいろな業種や部署を経験することになりますが、正職員ではない採用の場合は原則として採用された場所で継続的に勤務するケースがほとんどです。

希望する部署やイメージする仕事内容がある場合は、注意が必要です。

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大学職員の求人の状況

大学職員は、教育現場で働けるという社会的な信頼の高さや安定感、外的イメージのよさなどから、人気の職業となっています。

国公立大学にしても私立大学にしても、例年新しい職員の募集がありますし、欠員が出たり増員があったりした場合には年度の途中などでも募集がかかることがあります。

大学職員が担当する仕事内容は幅広く、「事務系」と「技術系」に分けて募集をしている大学もあります。

また、大学等に附属する図書館に配属されて図書業務を行う人もいますが、この場合は「司書」の資格が必要なため、別区分で募集することが多くなっています。

大学職員の正職員としての新卒募集は、毎年少なくて数名程度、多くても数十名ということがほとんどです。

それに対して一次試験の申込者数は数百名~数千名にのぼるため、倍率が上がり、厳しい競争が繰り広げられることになります。

毎年の倍率は公式には発表されていませんが、応募者が多いことから、新卒での正職員採用枠はかなりの狭き門となっていることは間違いないでしょう。

大学職員の就職先の選び方

大学の種類

大学職員のおもな就職先となる大学には、大きく分けて「国立大学」「公立大学」「私立大学」の3種類があります。

その大学の種類によって、採用方法や試験内容、待遇は大きく異なります。

私立大学は民間の学校法人が運営しており、それぞれの大学独自の方法で採用試験を行います。

国立大学の場合は、大学個別ではなく、国立大学法人が行う職員統一採用試験を受験し、その合格者が次の選考に進めます。

国公立大学はイメージがよく安定性もあるため人気は高いですが、給料を含む待遇面では私立大学のほうが恵まれているケースが多いです。

大学の規模

大学の規模によって、働き方や働きやすさの特徴に違いがあります。

小規模の大学では部署数が少ないため、一人で多くの業務を担当するケースも考えられます。

ただしその分、幅広い業務を経験でき、教職員数も少ないため、アットホームな雰囲気で働けます。

また転居を伴う異動が少ないのも特徴です。

大規模の総合大学では部署数が多いため、それぞれの部署でより専門的な仕事を担当することができます。

数年ごとに異動があるため、幅広い実務経験を積み、事務全般に精通できる能力を養うこともできます。

また教職員の数が多いため、同僚・上司との相性が良くないなどの人間関係の問題を回避しやすいといったメリットもあります。

将来性

近年は、少子化により18歳人口が減少し、定員割れを起こすなど、学生の募集に苦心する大学もあります。

学生数が減少すると授業料の納入が減り、大学の経営悪化に直結します。

都心部の有名大学や大規模大学など学生数が多い大学では、経営も安定し、将来的に安心感があります。

就職先を選ぶ際、将来性を重視する場合に一つの目安にできるのが、「入学定員充足率」です。

これは入学定員に対して何割の学生が実際に入学したかを示す数値で、この値が100%を切っていれば、定員割れを起こしているということになります。

日本私立学校振興・共済事業団が実施した「令和3年度私立大学・短期大学等入学志願動向」によると、入学定員充足率が100%未満の大学は277校で、全体の46.4%を占めます。

入学定員や入学者数は各大学のWebサイトでも確認できるため、希望する大学の入学定員充足率をチェックしてみるのも有効です。

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大学職員の志望動機・面接

大学職員の試験を受ける際には、正職員としての採用面接なのか、それとも非常勤やパートとしての採用面接なのかによって、対策や心構えは変わってくるものです。

正職員として大学法人に採用される場合、具体的な配属先や担当業務などは、基本的に採用後にしかわかりません。

一方、非常勤やパートの募集は、特定の業務に限定して行われることが多いため、事前にイメージしやすいでしょう。

面接試験の際には志望動機や目標などを聞かれますが、初めから採用場所が決まっている非常勤やパート採用と、どこに配属されるかわからない正職員とでは、想定しておくべき質問や答えが変わってきます。

正職員の場合は、大学勤務を通してどのような大学づくりに貢献したいかをイメージしながら、志望動機を固めていきましょう。

一方、採用場所が決まっている非常勤の場合は、そこでの業務に就くにあたり、どのようにスキルを生かしていくつもりなのか、自身のキャリアや経験と絡めて、志望動機まで話ができるとよいアピールになるでしょう。

また、すべての志望者にいえることですが、大学職員は、教育や研究に直接的に関わるのではなく、あくまで裏方として教育研究現場の環境を整える仕事です。

サポート役としての立場で何をしたいかという観点で、志望動機を考えることが大切です。

大学職員の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

就職先はどのように探したらいい?

大学職員の求人は、新聞の求人広告や大学のWebサイトなどで見つけることができます。

一方で、医局や特定の研究室などが募集をかける場合は、空きが出たり増員が決まった場合などに、その穴埋めとして非常勤や臨時職員の求人を出すケースが多く、ハローワークや新聞などを通じて募集が行われます。

また、転職エージェントや派遣会社、紹介予定派遣の仲介企業なども、表に出ていない求人情報をもっていることがあるため、そのような専門の人材サービスを利用するのも有効です。

また、条件や希望を優先して比較的ゆっくりと求人を探せる場合は、こまめにインターネットの求人サイトをチェックし、求人状況を観察するのもおすすめです。