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1分でわかる「心理学者」

仕事内容
大学や病院、研究機関、民間企業や公的機関の専門部署で心理学を研究していま す。「臨床心理士」の資格を取得していることが多く、カウンセラーとして活躍 している人もいます。大学に勤務している心理学者は自分の研究だけでなく学生 に講義を行うことも重要な業務です。要請があれば解説者やコメンテーターとし てメディア出演することもあります。民間企業や官公庁の中で「心理職」として 常駐している心理学者の場合、心理学のプロフェッショナルとして組織における 諸問題やあらゆる企画に専門的な意見を述べることが求められています。成果は 論文にまとめ、国内外で行われる学会の場で発表し、最終的に著作にまとめます。
なるには
心理学を専門に学べる学部学科が設置されている大学に進学しましょう。心理学 者として生計を立てようと思ったら博士課程まで進むことは必須です。修士号取 得時に「臨床心理士」の資格試験を受けておくと、後々カウンセラーとしての道 も拓けます。大学院で研究を深化させ、あらゆる場所で発表し、評価を受けなが ら実績を積んでいきます。実力があっても研究者として安定した収入を得るには 長い時間がかかります。まずはポスドクとして任期付きの研究員の募集を探しま しょう。場合によっては中高の非常勤講師等で収入を得ながらの研究生活になる 覚悟も必要です。
給料
大学勤務の場合、国立と私立、立地や職階によって差がありますが、平均で言う と年収で1000万円前後、月収で60万円前後の収入になります。研究機関勤務の場 合、大手の場合は30代でも年収1000万円以上の好条件で勤務することが可能で す。本業の他に著書の出版や講演、メディア出演など収入を伸ばすチャンスもあ る職業です。民間企業や公的機関の心理職に従事する場合、規定の基本給に加え て専門職手当がつくこともあります。非常勤雇用の場合、給与は時給制であるこ ともあり、金額は1時間2000円程度にとどまります。勤務時間が短かったり、勤 務日数が少なかったりと思うように収入を得られないことも珍しくありません。
将来性
志願者に対して然るべきポストが少なく、ポスドクが溢れかえっているのはどの 研究分野にもいえることでしょう。長期戦を覚悟し、努力を重ねれば未来は開け ますが厳しい道であることを強調しておきます。一方でカウンセラーの需要は 年々高まってきています。メンタルケアの重要性が叫ばれている現代社会におい て、心理学とはまるで関係のない企業や機関でも「心理職」を設置し、カウンセ ラーを常駐させ、社員のケアを測っています。研究職を目指す過程でこのような 道に進むのも悪い選択ではないでしょう。「臨床心理士」の資格は必ず取得して おきたいものです。