大学職員の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

大学職員を目指すきっかけで多いものは?

大学職員という仕事を選ぶ際に、最もイメージしやすい勤め先は大学の事務部ではないでしょうか。

自身が大学の学生だったときに、さまざまな手続きや申請の際にお世話になった窓口の担当者や、就職、留学などのタイミングで相談に乗ってくれた窓口の職員さん、実習や研究で専門的な業務に携わっていた職員さんなど、それぞれの学生生活において大学職員のイメージや接点などがあるのではないでしょうか。

そのイメージや関わりがきっかけとなり、大学職員という職業について興味や関心を持つケースも少なくないようです。

就職を考えたときに、民間企業や公務員を検討し、団体職員である大学職員の安定性や業務内容に惹かれ、本格的に調べ始めることもあるでしょう。

また、出身大学であったり、近隣の大学であったりと、まわりに大学や関連の施設等があり、身近な存在であったりすることなども、生活圏内で仕事をしたいと考える家庭を持つ女性にとって目指すきっかけのひとつになることが多いようです。

大学職員の志望動機の考え方

「大学職員」は資格などが必要ない、採用試験に合格すれば大学職員として働き始められる職業です。

したがって、採用試験を受け、そこでの合否は面接を中心に決まる場合がほとんどといっていいでしょう。

大学職員は教育機関で従事する仕事ですので、社会人スキルや一般のビジネススキルなどを持っていることはもちろんですが、さらに人に対する気遣いや思いやり、仕事に対する熱意や向上心といった人間性が重視される仕事でもあります。

面接では必ず志望動機を聞かれるものと思って、きちんと準備をしておくことが大切だといえるでしょう。

では、大学職員を目指して就職、転職活動をする場合、志望動機はどのように伝えれば良いのでしょうか。

大学職員は大学や大学院、関連施設を職場として働きますが、学生に直接勉強を教えたりするわけではありませんので、教育現場の仕事でありながら、教育には直接関わることはありません。

あくまで教育現場の環境づくりといった裏方としてのサポートになるため、志望動機を考えるのは難しいかもしれません。

しっかりと面接で志望動機をアピールできるよう、大学職員を目指す場合の志望動機を検討して臨みましょう。

大学職員の志望動機の例文×3

では、大学職員の志望動機を例を挙げていくつか見てみましょう。

安定した職場でじっくりと働きたい

「わたしは大学職員の安定性に非常に大きな魅力を感じ、志望しました。じっくりと腰を据えて業務に携わる中で、必要な知識や経験を積みスキルアップすることで、業務の専門性を高めより貢献ができるようになるものと考えています」

大学職員の志望動機は人それぞれ異なりますが、大学という教育現場の安定性に魅力を感じ、働きたいといった理由で目指す人が多いようです。

安定した職場環境でじっくり業務に取り組みながら、必要であればスキルアップしさらに業務に貢献したいと言ったビジョンを伝えることができれば、面接でも大きなアピールとなるでしょう。

非営利組織で教育現場に関わる仕事がしたい

「わたしは前職で一般企業の営業に携わっていました。

その際、自らの手で営業先を開拓し、商品の魅力を伝えお客様に希望していただいていました。

毎月や半期の目標を設定し、それらを超えていくことをひとつの軸にして仕事をしていたことも自身の経験として非常に刺激的でやりがいがあったのですが、純粋な大学という教育現場で利益や経済活動ではない目的で業務に携わり、前職までの経験を生かしていきたいと考えるようになりました」

前職で一般の民間企業に勤めていた人の挙げる動機として、「非営利組織で仕事がしたい」というものは案外多く聞かれます。

利潤の追求ではなく、純粋に教育現場で教育や研究の業務に携わり、スキルや能力を発揮したいと考える人は少なくないようです。

民間企業で得た知識やスキルを生かし、教育現場にチャレンジしたいという気持ち自体が立派な動機になるでしょう。

専門的な仕事がしたい

「わたしは一般企業であるメーカーの研究職として、長年研究業務についていましたが、実用化や商品化を大前提とした研究ではなく、もっと基礎的な研究の部分で自身の専門分野を生かして専門研究に貢献したいと考えるようになりました。

そう考えていた時、わたしの専門分野で有名な〇〇先生の研究室で求人が出ていることを知り、わたしの知識やスキルを生かして専門的な部分でサポートができるのではないかと考え、志望しました」

自身の専門分野での大学職員の求人が出たときに、ここで業務に携わりたいと感じる人も少なくありません。

研究室や研究センター、専門の部署など、自身が学んできたことが生かせ、さらに研鑽や勉強を積んでいきたいと考える人の動機として、より専門的な仕事ができる大学を選ぶ傾向にあるようです。

知見や知識があることや、関わっていきたいと考える意欲などが評価されやすい動機であるといえます。

大学職員の面接で聞かれること・注意点

大学職員として働きたい場合、それぞれの大学の面接を受けることになります。

大学本部での面接となるのか、それぞれの募集崎部署などでの面接になるのかは、その時々、大学や求人状況によって異なることが多いでしょう。

大学には、学生をはじめ、教職員や研究者、留学生や企業の人たち、また学生の保護者など、さまざまな人が来ます。

したがって、大学職員は、若い人から年配の人までさまざまな年齢層、立場の人と接する大学の顔になる仕事でもあるため、面接でも「第一印象」が重要視されると考えておいたほうがよいでしょう。

教育に関わる仕事であることから、髪型をはじめ、身だしなみなどの清潔感にも気をつけておくべきです。

面接で問われることは、志望動機やその大学、教育などに対するイメージ、今後の目標といったような一般的な質問がほとんどのようです。

正しい言葉遣いで、明るく、ハキハキと、親しみやすい印象を与えられるよう十分に準備をして面接に臨みましょう。

大学職員の自己PRのポイント

大学職員を志す場合、大学という特殊な組織に対するへの理解度の高さも見られがちなポイントです。

昨今では、それぞれの大学が特徴やブランディングを打ち出しており、大学ごとに教育のカリキュラムやレベル、カラーなどが大きく違っています。

大学ごとに性格が違っており、その違いを把握しているかどうかも見られているといえるでしょう。

大学職員として働けるなら、どの大学でもいいというのでは良い印象を残せない結果になることは間違いありません。

志望する大学への高い理解度を示して、なぜ他の大学ではなくその大学を志望するのかを明らかにできれば良いPRとなるでしょう。

あらかじめ、志望する大学についてインターネットなどで調べ、大学の特徴などをきちんと捉えた上で、志望動機を作るようにしましょう。

未経験から大学職員を目指したいという場合は、しっかり意欲を伝えることで経験不足を補うことができるでしょう。

大学職員の履歴書で気をつけるべきことは?

大学職員は実務において事務作業に携わり、また学内の他部署や他チームだけでなく、学外と接することも多くありますので、社会人としての事務スキルはかなり重要視されると考えてよいでしょう。

特に、学生のお手本となることも求められるため、たとえば面接以前の履歴書や封筒の表書きなどの基本的な社会人スキル・常識レベルなどに不安があるとその時点で適任ではないとみなされてしまう可能性があります。

また、書類やあて名書きなどに書いた文字が読みにくかったりきたなかったりすることは避けなければなりません。

文字を書くときも気を抜かず、読まれることを意識して書くようにしましょう。

マナーやルールなどに不安がある場合は、面倒がらずにマナーブックを調べるようにしましょう。