出張整体とは

出張整体で働くメリット・デメリット

出張整体とは、整体師が患者さんの自宅を訪問し、その場で整体をおこなうことです。

整体院を開院するとなると、ベッド数台、器具類、家賃、受付スタッフの雇用など開業資金もかなりかかります。

しかし、出張整体ならポータブルベッド一つで簡単にはじめられるというメリットがあります。

たとえば、育児中の女性整体師の場合、予約制の出張整体というスタイルで働けば、その時間だけ勤務をすれば良いので、時間の融通がきく上にアルバイトで整体師として働くよりも効率よく収入を得られます。

また、整体院を開業した整体師でも、休診日に出張整体をおこなうようにすれば、さらなる収入アップが見込めます。

出張整体のデメリットは、まず新規の患者さんを獲得するのが難しいということとが挙げられます。

実店舗がないため、ふらりと立ち寄ってくれる患者さんがいないためです。したがって、整体院で働くよりも安定した収入を得られない可能性もあります。

患者さん視点からのメリットとデメリット

出張整体を患者さんが利用する最大のメリットは、自宅で施術してもらえることです。

出張整体は、体の痛みや足腰が弱っていて自分の力で整体院まで来られない患者さんにとっては、医師の往診のように助かるサービスです。

最近では産後の骨盤矯正や腰痛改善のために出張整体を利用する女性も多くなっています。産後に赤ちゃんを預けることが難しい場合、出張整体は育児中の女性にとって非常に助かるサービスといえるでしょう。

しかし、患者さんにとって出張整体は料金が高くなるというデメリットもあります。

整体の場合、マッサージ院や整骨院と違って保険適用ができないため料金は全額自己負担となりますが、出張を依頼すると施術料金に加えてさらに出張費・交通費などを整体師に支払うことになるため、施術料金が高く感じられてしまいます。

安定収入を得るためには

このように、出張整体は患者さんから一定のニーズがあるものの、安定的な収入を得るには難しい面があります。

アルバイトの代わりや、育児中の女性整体師が一時的にはじめるなら苦労も少ないでしょうが、本業として出張整体のみを専門とするにはリスクが大きいこともよく考えておきましょう。

出張整体をずっと継続していく予定ならば、整体院を経営しながら往診のように時間の開いたときに訪問するスタイルにすれば、安定的に顧客と収入を獲得することができるのではないでしょうか。

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