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1分でわかる「鍼灸師」

仕事内容
鍼灸師は、東洋医学の考え方をもとに、鍼(はり)と灸(きゅう)を使って、身体の治療をする仕事です。全身に広がるツボの中から患者さんの症状にあったツボを刺激し、血液の流れをよくしたり筋肉のこりを和らげたりして症状を改善します。身体への負担が少ないこと、また人間が持つ自然治癒力を高めるという特徴があります。鍼灸は、神経痛や腰痛、肩こり、花粉症、アトピーなど、さまざまな病気と怪我の治療・予防に利用されています。
なるには
鍼灸師とは、国家資格である「はり師」「きゅう師」2つの資格取得を所有している人の総称で、「鍼灸師」という資格はありません。高校卒業後、はり師ときゅう師の養成課程のある専門学校などで3年以上学び、必要科目を修得したのち、国家試験合格を目指します。2つの国家試験を受けなければなりませんが、それぞれに共通科目があるため、同時に受験する際は免除の規定もあります。代表的な就職先には治療院や病院があります。
給料
鍼灸院に就職した場合、平均年収は350万円~400万円程度が一般的となっています。経験やスキルによって少しずつ昇給するものの、大きな収入アップは望めないこともあるため、いずれは独立開業する人が多いです。経営が軌道にのり、患者さんの数も増えれば収入はどんどん増えていくでしょう。治療院に勤務する場合も、もし歩合制をとっている職場であれば、自分の指名が多くなるにつれて収入は上がります。
将来性
ぜんそくやアレルギーの人が増えている現代では、即効性を期待する西洋医学だけではなく、自然治癒力を高める鍼灸のような東洋医学への期待が高まっています。また、スポーツ選手の治療や美容、リラクゼーションなどの分野でも、鍼灸が導入される場面は増えています。さらに高齢化社会が進む中、老人保健施設や老人ホームでも鍼灸の需要が高く、鍼灸師が活躍できるフィールドはますます広がっていくものと考えられています。