独学で整体師になれる?

整体師になりたいと考えたとき、学校に通う時間や費用の問題から、独学で学ぶことを思いつく人もいるでしょう。

本記事では、整体師になるには独学で勉強を進めてもいいのか、必要な勉強内容などについて紹介します。

整体師を独学で目指す人はいる?

大学・専門学校・整体学校に通ったり、通信講座を受講したりして基礎を習得する人がほとんどです。

しかし、まったくの独学で整体の知識を習得する方法もありますし、実際に独学で整体を学び整体師として活躍している人も少なくありません。

市販の教材・テキストで勉強する

独学の方法としてまず挙げられるのは、市販の書籍で勉強する方法です。

書店で売られている書籍には、実績を誇る現役の整体師によって執筆されているものが多くあります。

実践的な技術を学ぶのは難しいですが、知識の習得を目指すのであれば、市販の教材やテキストでも十分可能です。

オンラインの動画教材で勉強する

インターネット上には、理論から治療手順までをわかりやすくまとめた動画教材がたくさんあります。

医学博士や整体師が動画教材の監修を務めているものは信頼できます。目で確認しながら本格的なスキルを習得することができます。

一から知識を学ぶ人だけでなく、現役整体師が内容を復習するために動画教材を使用するということもあります。

既に医療系の職種に従事している人がプラスアルファのスキルとして整体を身につけようと考えた場合にも適した教材です。

勉強会やセミナーに参加する

整体師は自らの治療術を広めるための勉強会やセミナーを開催することがあります。

インターネット上にも多くの情報があるため、自分が学びたいものを見つけて足を運んでみるのもひとつの方法です。

通信教育や本などから独学で学ぶことは非常に経済的ですが、実践的なスキルはなかなか身につきづらいため、対面での学習は非常に重要です。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

独学のメリット

独学のメリット
  • 自分のペースやタイミングで学べる
  • リーズナブルに学べる

既に社会人として仕事を持っている人や、家事育児をしながら整体師を目指したいという人も無理なく両立ができますし、いくつからでも勉強を始められます。

また整体学校などのスクールや通信講座で勉強するとなると、最低でも10万円程度の費用が必要になりますが、教材を揃えるだけなら数千円程度の出費で抑えられるため、費用が少なくて済みます。

独学のデメリット

独学のデメリット
  • 実践的なスキルが身につきづらい
  • 誤った知識であっても指摘してくれる人がいない

整体はお客さまの身体に影響を与える非常に責任が重い仕事です。

もし誤った知識を習得し、それを元に施術をしてしまえば、より症状が悪化したり、健康被害が出たりするおそれがあります。

そのため、知識は独学で身につけたとしても、実際に整体師として働く際には整体院で先輩の整体師から指導を受けることが大切です。

整体師としてお客さまの身体に触る前に、数日から数週間かけて研修をする整体院も多くありますので、独学で学びたいという人はそうした整体院への就職を目指すのがよいでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

独学で整体師になるにはのまとめ

独学なら費用もそこまでかからず、勉強できるタイミングや場所を選んで学ぶことができます。

一方で、未経験の場合は実践的なスキルを身につけるのが難しかったり、疑問をすぐに質問できる相手がいなかったりといったデメリットもあります。

独学で知識を身につけたあとは、研修制度がしっかりしている整体院などへの就職を目指すとよいでしょう。