スポーツ専門学校とは(読了時間:5分28秒)

スポーツが大好きな人であれば、一度は将来はスポーツに関わる仕事がしたいと考えたことがあるかもしれません。

このページでは、そんな人たちが多く通っているスポーツ専門学校の特徴について紹介していきます。

スポーツ専門学校とは

スポーツ専門学校は、将来「スポーツ業界に進みたい」「スポーツと関わる仕事がしたい」と考える人が、将来スポーツ関連の職業・仕事に就くために必要な専門的知識や技術を学べる学校のことをいいます。

ひとことで「スポーツ専門学校」といっても、学校によって置かれている学科・コースは多岐にわたります。

学ぶ内容によって、目指せる職業・仕事も少しずつ変わってきますが、代表的なものとしてはスポーツトレーナーをはじめ、各種スポーツのインストラクターやコーチが挙げられます。

スポーツ専門学校は全国に複数あり、学校によって医療系のアプローチに強い学校もあれば、子どもを対象とするスポーツの指導者になるための勉強ができる学校、あるいは幅広くスポーツビジネスについて学べる学校もあります。

学校ごとにカリキュラムだけではなく、取得できる資格などにも違いが出てきますので、いろいろな学校を比較して、自分が勉強したい内容に最も近いことを学べるスポーツ専門学校を選ぶとよいでしょう。

スポーツ専門学校で勉強すること、授業科目

スポーツ専門学校で学ぶことは、選択する学科・コースによっても変わってきます。

たとえばスポーツトレーナー系の学科・コースであれば、さらにアスリートトレーナーやフィジカルトレーナーなどの専攻に分かれ、体のメンテナンスやコンディショニング、治療、リハビリテーションなどの知識と技術を身につけていきます。

コーチやインストラクター系の学科・コースであれば、サッカーなど代表的な各競技のルールを覚えるとともに、基本動作やトレーニング法の習得、ゲーム分析、練習計画の立て方などについて学びます。

また、エアロビクスやヨガ、ダンスなどの指導を行うにあたっては、それぞれの基本動作を身につけ、正しい指示出しや指導方法の実践力を磨いていきます。

メディカルスポーツ系の学科・コースでは、柔道整復師、鍼灸師、理学療法士などになるための勉強をしながら、スポーツ選手のリハビリや予防などについて深く学んでいくことになります。

スポーツ専門学校から目指せる職業・仕事

スポーツ専門学校の卒業生は、スポーツトレーナーやコーチ、インストラクター、ビジネスマネジメント、こどもスポーツなどの分野で活躍する人が多いようです。

スポーツそのものの知識・技術を身につけていくだけでなく、スポーツをする人(アスリート)のケガ予防やコンディショニング調整などフィジカル面をサポートする仕事を目指したり、保育の専門知識も身につけて子どもたちに正しく楽しい運動の方法を指導したりするような仕事を目指していく人もいます。

スポーツや人体について学ぶとともに柔道整復師や鍼灸師などの国家資格の取得も目指せる学科・コースもあり、そうした資格をとって独立開業をしたり、フリーのトレーナーとなって仕事をしていくような人もいます。

スポーツ専門学校の学費、費用

スポーツ専門学校の学費は、だいたい年間で100万円~150万円程度となっている学校が多いようです。

代表的な2年制のスポーツ専門学校の場合、卒業までにかかる学費は200万円~300万円程度がボリュームゾーンとなるでしょう。

なかには3年制の学校もあり、その場合には300万円~400万円程度が相場となっているようです。

学費には入学金、授業料、施設設備費が含まれるのが一般的ですが、それ以外に、実習費や教科書・教材費、資格検定料、同窓会費、卒業アルバム制作費などが挙げられ、年間で10万円~20万円程度はかかってくると考えておいたほうがよいでしょう。

学費サポート制度として、奨学金や教育ローン制度が用意されている学校が多くなっています。

また、特待生制度を設けている学校であれば、特待生に選ばれることによって、学費や入学金が全額あるいは一部が免除されることがあります。

スポーツ専門学校の就職先、就職率、卒業後

卒業後の就職先、活躍の場としては以下のようなものが挙げられます。

・フィットネスクラブ
・スポーツジム
・スポーツ関連企業(スポーツ用品店、スポーツイベント会社など)
・プロスポーツチーム
・整骨院、鍼灸院
・整形外科
・保育園、幼稚園
・医療福祉施設
・NPO法人

スポーツは、子どもからお年寄りまで幅広い世代の人にとって身近なものであり、また接し方もレクリエーションや余暇のひとつとして、あるいは競技として、さまざまな場面で実践されています。

そのため、スポーツのプロフェッショナルが求められる場も多岐にわたっているといえます。

なお、スポーツ業界では、プロスポーツチームなど一般公開されない非公開の求人も多くありますが、スポーツ専門学校には豊富な求人情報が集まるため、就職率も比較的高くなっているようです。

スポーツ専門学校の入試、志望動機、面接

スポーツ専門学校の入試では、その他の専門学校と同様に「推薦入学」や「一般入学」などが行われていますが、スポーツ専門学校ならではの特徴として「スポーツ特待生入学」といった試験が行われることがあります。

高校までにスポーツ分野で活躍していた人などは、こうした特別な区分で応募できることがあるため、確認してみるとよいでしょう。

なお、スポーツ専門学校の選考方法は書類審査や面接の2種類がほとんどで、難しい筆記試験などが行われることはほとんどないようです。

スポーツ専門学校の入試では本人の学ぶ意欲や熱意が最も重視されてくるため、なぜスポーツが好きなのか、そしてそれを仕事にしたいと思ったきっかけについて振り返り、これから自分が具体的に学びたいこと、目指していきたい姿をアピールできるようにしましょう。

スポーツ専門学校のオープンキャンパス

スポーツ専門学校のオープンキャンパスでは、学校説明会や入試相談会が行われることが多くなっています。

とくに人気がある体験授業では、実際に専門学校で行われている授業の一部を受講することができたり、スポーツビジネスに関する講演を聞いたりすることができます。

校内見学をしたり、在校生や講師とコミュニケーションをとるなかで、その学校の良さや魅力、雰囲気を肌で感じることができますし、自分が将来どのような仕事をしたいのか具体的に考えるきっかけにもなるでしょう。

体験授業は定員制となっていることが多く、人気があるプログラムは早期に定員に達しやすいため、各学校のホームページなどで参加条件などをよく確認してください。

夜間のスポーツ専門学校

スポーツ専門学校の多くが、日中に授業が行われる「昼間部」の課程となっており、「夜間部」を置く学校で目立つのはメディカルスポーツ系の専門学校です。

そのような学校で学ぶ場合には、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などに求められる知識と技術を身につけ、それぞれの国家資格を得たうえでスポーツに関わっていくことが考えられます。

上記のような医療系の国家資格とスポーツの関連性は深く、とくにスポーツトレーナーのような仕事を目指している人であれば、国家資格を持つことも強みとなるでしょう。

夜間部では、学校によってはアルバイト先を紹介してくれるため、昼間にスポーツクラブやジムトレーナー、リハビリ助手などとして働き、学校で日々学んだことを生かしながらお金も稼ぐことができます。

スポーツ専門学校では、スポーツトレーナーやコーチをはじめ、スポーツビジネスを支えていくさまざまな職業・仕事に就くための専門的な勉強をしていくことができます。

学校ごとに特色が異なりますので、カリキュラムなどを比較しながら自分に合う学校選びをしてください。

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