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1分でわかる「産業カウンセラー」

仕事内容
産業カウンセラーは、産業を取り巻く現場で働く人たちが抱えている問題に対してアプローチを行い、問題解決に導くためのサポートをする専門家です。「メンタルヘルス対策への援助」や「キャリア開発の援助」、「職場における人間関係開発への援助」を主な仕事内容としています。公共職業安定所や学校のような公的な機関から、民間企業、医療機関などさまざまな場で働いています。働く人間が抱えている問題を引き出すためのカウンセリング能力を身につけていることにプラスして、労働基準法や雇用の動向に関する知識を持っているのが、産業カウンセラーの強みです。
なるには
産業カウンセラーとして働くのであれば、日本産業カウンセラー協会が認定している「産業カウンセラー」の資格を取得すると有利です。この資格試験を受けるにあたっては条件があり、「大学や大学院で心理系の勉強をし、必要な単位を取得していること」あるいは「協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座を修了していること」などの条件があるので、自分が条件を満たすかどうかを確認してから受験に臨むことが必要です。試験は毎年11月から12月にかけて出願期間となっており、1月下旬に学科試験と実技試験が行われています。試験の合否結果は3月頃にわかります。
給料
産業カウンセラーにはさまざま勤務形態があり、それによって給料や年収も大きく異なります。民間企業や医療機関、公的機関の人事部や総務部で正規雇用される場合、勤務先の給与体系に応じて固定給をもらうことができるので、最も安定した生活が送れるようです。一般的な会社員と同じで、中小企業であれば年収200〜400万円、大企業であれば年収500万円以上となります。また、派遣やパートタイマーなどの非正規雇用で働く産業カウンセラーの場合は、時給で1500〜1800円前後となるのが一般的です。
将来性
これからの世の中において、産業カウンセラーはもっと活躍の機会を増やすと考えられています。今の日本の産業は先行き不透明な状況にあり、大手のメーカーや百貨店、銀行が経営難で倒産してしまうことも珍しくありません。さらに、多くの人が非正規雇用で働いているという難しい問題も抱えています。「将来に不安を抱いている」「働くことに対して希望が持てない」「正社員になれずキャリア形成が上手くいかない」という若者も多いので、このような人たちをサポートする場面では産業カウンセラーの力が必要となるでしょう。