イラストレーターへの転職、未経験採用

転職を決める前に考えたいこと

現在はまったく別の仕事をしているけれど、絵が好きな気持ちがどうしても抑えきれず、「やっぱりイラストレーターになりたい!」と考えている人もいるでしょう。

しかし、イラストレーターへの転職を考えるときには、少し落ち着いて考えたほうがよいかもしれません。

というのも、イラストレーターは専門性を要する仕事であり、一般的なオフィスワークの仕事をするのとは少々勝手が異なるからです。

イラストレーターはデザイン事務所などの会社に勤務する人もいますが、「営業職」や「総務職」といった職種の仕事に就くのとは違い、「絵を描く」というある種の特別なスキルが必要とされます。

まったくの未経験者でもアシスタントとして採用する事務所はあるものの、絵でしっかりと食べていけるイラストレーターになるのはとても大変なことです。

何となくの憧れだけで現在の仕事を辞めてしまうと、のちのち理想と現実のギャップで苦しむことになるかもしれません。

実力があればやっていける世界

イラストレーターは、学歴や資格が求められることはほとんどなく、それよりも「どのような絵が描けるのか」ということが重視される世界です。

デザインの専門学校やスクールに通ってスキルを身につけ、そこから転職を目指すこともひとつの方法ですが、学校に通ったからといって就職がうまくいくわけではありません。

この世界では、成功できるかどうかは実力や努力、そして運次第です。

過去にどこかの場でイラストを描いてきたのであれば、それもひとつのアピール材料としてどんどん見せるべきですが、過去にとらわれることなく、つねに進化し続ける必要があります。

まだ未熟であっても、何か光るものがあると認めてもらえれば、それがイラストレーターとしての一歩目を踏み出すきっかけになるでしょう。

作品を発表できる場は増えている

最近は、インターネットやSNSなどを利用して、誰でも簡単に作品を公開できるようになっています。

プロでなくても絵を描き、多くの人に自分の作品を見せていくことで、何か飛躍のきっかけが掴めるかもしれません。

イラストレーターになりたいのであれば、頭を動かすだけでなく、とにかくどんどん作品を生み出す意欲が欠かせません。

本当にすぐれた作品であれば、積極的に外に出しているうちに、どこかで誰かが目に留めてくれるはずです。