司法書士試験の難易度、合格率

司法書士試験の難易度

弁護士に次ぐ難関資格

法曹界の最難関資格は、司法試験です。これは弁護士だけでなく裁判官や検察官などになるためにも必要な資格です。

同じ法曹界の資格の中では、司法書士試験は司法試験に次ぐ難易度であると言われています。

合格者数を増やすという国の方針で法科大学院などが設けられた司法試験に対し、司法書士は依然として合格者数を少なく絞る方針が続いているので、合格率は3%台で推移しています。

難関ではありますが、社会情勢によって急に合格者数が減ったりすることはなく、努力すれば報われる資格でもあります。

受験者数は若干減少

合格後の仕事や収入面などに魅力が大きいことが知られるようになると、司法書士への人気が高まりました。

ですが、近年は受験者数減少の傾向が続いています。

平成26年度の受験者数は20,130人となりました。

それに対し、合格者数は759人です。常に合格率は3%台という水準が続いており、かなりの狭き門であることがわかります。

難関資格だけに合格の価値は大いにあり

合格率は3%台という状況だけを見ると、司法書士試験に合格するのは並大抵ではないという印象を持たれる方が多いでしょう。

だからといって、それだけを見て「自分には無理」と思うことはありません。合格者の中には法学部など法律を専門的に勉強してきたわけではない人も多く含まれています。

また、合格者数が少ないので、合格後の就職や収入は比較的恵まれた環境となっています。

ただ難しいだけでなく、それを突破した後のメリットはとても多いのが司法書士の資格の特性といえるでしょう。

ただし、近年は弁護士が司法書士の領域の仕事もするようになりつつあるため、競争が厳しくなっていくことは覚悟しておかなければなりません。

司法書士試験の受験者数・合格率

司法書士試験受験者数の推移

司法書士試験の受験者数は、平成22年度試験以降、減少傾向にあります。平成27年度試験の受験者数は前年よりも大幅に減少し17,920人となりました。
司法書士試験受験者数_27

司法書士試験合格率の推移

司法書士試験の合格率は、例年ほとんどが変化がありません。平成27年度試験の合格率も3.9%という低い数字となっています。
司法書士試験合格率_27

平成27年度 司法書士試験合格者男女比率

平成27年度試験における司法書士試験合格者の男女の合格者数内訳は、男性が540(76.4%)、女性167人(23.6%)となっています。
司法書士試験合格者男女比率_27

平成28年度国家試験の概要

試験日 ・筆記試験:平成28年7月3日
・口述試験:平成28年10月12日
試験地 法務局および地方法務局の所在地など全国各所
受験資格 特に制限はありません。
試験内容
試験科目 (1)憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)および刑法に関する知識
(2)不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
(3)供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
(4)その他司法書士法第3条第Ⅰ項第Ⅰ号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力
合格基準 午前の部105点中90点、午後の部70点中36.5点にそれぞれ達しない場合は、不合格(平成27年)
合格率 3.9%(平成27年)
合格発表 平成28年11月1日
受験料 8,000円
詳細情報 法務省 司法書士