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1分でわかる「市議会議員」

仕事内容
市議会議員(市議)の仕事は、市民の声を市政に取り入れることです。そのために、市議会の会期中は、議会に出席し、市民目線で議案の提出、審議、議決を行ったり、質疑を通じて行政が正しく行われているかをチェックしたりなどします。市議会が閉会すると、議会の結果や自らの市政についての考えを集会や、ブログなどで市民に向けて発信。また、タウンミーティングなどで市民の要望を聞いたり、市役所で行政運営についてヒアリングしたり、ほかの都市に視察に出かけたりなどして、市政や市民生活の調査、政策の研究をします。
なるには
市議会議員選挙の出馬条件は「満25歳以上の日本国民」、「3カ月以上、立候補する市内に住んでいること」の2つだけです。一般に、自治会やPTAなどで地域社会のために長年尽力して、幅広い人脈を築いてから出馬、当選にいたるようです。この場合、周囲の信頼を得て出馬するため、市議になるまで一定以上の年数がかかります。しかし最近では、議員インターンシップ、政党や民間主催の政治塾などへの参加、国会議員秘書などで、リアルな政治を学んだ20代、30代候補が、やる気と可能性を見込まれて当選するケースが出てきています。
給料
「市議=高収入」のイメージがありますが、実際は、すべての市議が高収入というわけではありません。市議の給料は、市の財政状況によって決まるからです。月額給料は93万円、年収は約1500万円という政令指定市の市議が存在する一方で、月額給料18万円、年収約460万円で人口1万人未満の市のために奔走する市議もいます。10万人未満の市では、市議の給料だけで生活するのは厳しいという声も聞かれます。こういう場合、市議は兼業で別の仕事を手がけたり、共稼ぎをしたりなどして生計を立てながら、市議の務めを果たすようです。
将来性
市の厳しい財政を背景にした人件費カットなどの目的で、市議の定数は削減傾向にあります。一方、地方分権が進み、市議にはこれまで以上に高い政策提案力が必要になってきています。したがって、今後は、少数精鋭の市議の時代になっていくと考えられます。市議は、調査・研究に力を入れる一方で、有権者の支持を得られるよう、自らの考えや人となりを地域イベントやタウンミーティング、ブログなどを通じてわかりやすく伝える努力が必要でしょう。