司法書士は高卒からでも目指せる?

  
司法書士は難しい資格を取得していることもあり、大学の法学部でなくてはなれないとイメージする人もいます。

しかし、司法書士は学歴や年齢は一切関係なく、誰でもなれる職業です。

実際に、高卒で活躍している司法書士もいます。

この記事では、高卒から司法書士を目指す方法について解説します。

高卒でも司法書士として活躍できる?

司法書士というと、法律を取り扱う専門職であるために、大学の法学部を出ていることが必須条件であるような印象を抱く人も少なくありません。

しかし、司法書士試験は、法科大学院への進学が必要な司法試験などとは異なり、学歴や年齢といった受験資格は一切ありません。

試験に合格しさえすれば、高卒から司法書士になることも可能であり、第一線で活躍している人のなかには高卒の司法書士も多数います。

ただし、司法書士の乱立を防ぎ、資格の価値を一定水準に保つため、毎年の試験合格者数はおよそ1500人前後に絞られています。

例年、その30倍前後の志願者が試験を受けますので、競争はきわめて熾烈です。

大学の法学部で専門的に法律を学んだ人などと同じ土俵に立ち、狭い枠を争い合うことになりますので、高卒から合格を勝ち取るためには、相当の努力が必要になることは間違いありません。

高卒から司法書士を目指す場合のポイント

合格までに必要な勉強時間

  • 大学などで基礎的な法律知識を一通り学んだ人=1400時間以上
  • 高卒でいちから学ぶ人=2000時間以上、人によっては既修者の倍程度

司法書士試験では、民法や商法、不動産登記法、商業登記法といった業務に関連する法律・実際の判例などについても学習しなければなりません。

合格までに必要となる勉強時間は、大学などで基礎的な法律知識を一通り学んだ人であっても、1400時間以上がひとつの目安とされています。

高卒で試験を受けるなら、少なくとも2000時間以上、人によっては既修者の倍程度かかるとみておくべきです。

この膨大な勉強時間をどのように確保するかが、司法書士を目指すうえでの第一関門といえます。

勉強のペース

家族や周囲の理解があったり、ある程度の貯蓄があって生活の心配がないなら、社会人として働くことなく、一日のほとんどすべてを勉強時間に充てれます。

しかし、実際にそのような生活を数年間にわたって続けられる人は少数派で、ほとんどの人は、仕事と勉強を両立させる必要性に迫られるでしょう。

このため、勉強に費やせる時間は、仕事が終わった後などに限定されます。

1日に3時間勉強するならば最低2年間、1日に2時間勉強するならば最低3年間ほど、司法書士試験の勉強を続けなくてはならない計算です。

勤務時間を調節して早く帰宅したり・趣味を我慢したり・友人や恋人と交流する時間を減らしたり・あるいは睡眠時間を削るなど、試験勉強のための時間を捻出する努力が必要になるでしょう。

学習方法

高卒などの初学者の場合、法律既修者よりも余計に時間がかかるだけに、どのように学習を進めるかは非常に重要なポイントです。

市販のテキストなどを使用し、独学で勉強するという選択肢も考えられますが、法律に関する素養がない分、法律解釈などの独特な思考方法に戸惑ってしまうケースが多く、あまりおすすめできません。

効率的に学習を進めるためにも、

  • 民間の資格試験予備校
  • 通信教育で専門講座を受講すること

が望ましいでしょう。

司法書士は有名資格であり、志望者は多数いますので、試験対策講座もさまざまな種類のものが開講されています。

まったくの初学者を対象としていたり、添削指導に力を入れていたり、効率性を重視していたり、ウェブシステムが充実していたり、コスト面での強みがあったりと、それぞれの講座には異なる特徴があります。

気になるものがあれば、一度資料を取り寄せてみるとよいでしょう。

司法書士は高卒からでも目指せる? まとめ

司法書士試験は、法科大学院への進学が必要な司法試験などとは異なり、学歴や年齢といった受験資格は一切ありません。

第一線で活躍している人のなかには高卒の司法書士も多数いますが、高卒から合格を勝ち取るためには、相当の努力が必要になることは間違いありません。

合格までに必要な勉強時間は、少なくとも2000時間以上、人によっては既修者の倍程度かかるとみておくべきです。

勉強のペースは、1日に3時間勉強するならば最低2年間、1日に2時間勉強するならば最低3年間ほど、司法書士試験の勉強を続けなくてはならない計算で、勤務時間を調節して早く帰宅したり、趣味を我慢したり、友人や恋人と交流する時間を減らしたり、あるいは睡眠時間を削るなど、試験勉強のための時間を捻出する努力が必要になるでしょう。

学習方法としては、民間の資格試験予備校へ通ったり、通信教育で専門講座を受講することが有効でしょう。

まったくの初学者を対象としていたり・添削指導に力を入れていたり・効率性を重視していたり・ウェブシステムが充実していたり・コスト面での強みがあったりと、それぞれの講座には異なる特徴があります。