ネイリストの試験(JNECネイリスト技能検定)の難易度、合格率

JNECネイリスト技能検定とは

知名度の高い「JNECネイリスト技能検定」

ネイリストに関する資格の中でも最も歴史が古く、認知度が高いといわれるものが「JNECネイリスト技能検定」です。

これは、ネイルアートやネイルケアの知識や技術を認定するための試験で、レベルの低いほうから3級、2級、1級の3段階に分かれています。

ネイリストは、必ずしも資格がなければ働けない職業ではありませんが、こういった資格を取得することによって就職が有利になったり、お客さまからの信頼を集めやすくなることがあります。

また自分の技術が客観的に判断されるため、「力試し」として受験するネイリストも多いようです。

「JNECネイリスト技能検定」の概要

「JNECネイリスト技能検定」では、各級で共通して「実技試験」と「筆記試験」が行われています。それぞれの級に受験資格がありますが、3級の場合、義務教育を修了していればネイリストとしての実務経験などは問われず、誰でも受験することが可能です。

3級合格後には2級、2級合格後に1級を受験できるようになります。

各級で問われる能力

3級:ネイリストベーシックのマスター。ネイルケアに関する基本的な技術及び知識。
2級:サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する 技術および知識。
1級:トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術および知識。

1級、2級の合格率は50%以下

難易度は決して低いとはいえません。2013年秋期までの累計合格率では、1級や2級の合格率は50%以下となっています。

特に厳しいのが実技です。筆記試験ならば参考書籍などを購入して勉強すればなんとかなるかもしれませんが、実技はやはり経験者からのレクチャーを受けなければ、合格は難しいといわれています。

ただし、3級になると一気にハードルは下がり、合格率は90%近くまでアップします。ネイルが好きで趣味で楽しんでいるという人でも、通過できる可能性は十分にあります。

しかし、ネイルサロンで即戦力として働くためには「2級以上」の資格を求められるケースが多いため、学校に通って2級、さらには1級まで取得して、就職を目指す人が少なくありません。独学でも勉強することはできますが、金銭的、時間的な余裕があるのであれば、学校やスクールを利用して資格取得を目指す方が効率的といえるでしょう。

試験の詳しい情報や、各級の採点基準に関する詳細は、JNECのホームページをご覧ください。

ネイリスト技能検定試験概要

通信講座で合格は狙える?

時間や予算の関係でどうしても通学が難しい場合は、通信講座などで必要な知識を身につけ、友人などの手を借りて実技の練習を重ね、合格を目指すという方法もあります。

最近は通信講座でも実技試験対策が用意されているものがあるため、できるだけそういった講座を選ぶようにすると、より合格に近付きやすくなるといえるでしょう。

ただし、自分一人だけで試験勉強を続けたり、試験のリアルな情報を得るのはなかなか大変です。もし行きつけのネイルサロンがあれば、現役ネイリストに試験についての話を聞かせてもらうとよいでしょう。

2016年 JNEC ネイリスト技能検定試験の概要

試験日 ・1級 4月19日(土)
・2級 4月20日(日)
・2級 10月19日(日)
・3級 4月26日(土)、27日(日)
・3級 7月20日(日)
・3級 10月25日(土)、26日(日)
・3級1月18日(日)
試験地 仙台・東京・名古屋・新潟・金沢・大阪・広島・高松・福岡・沖縄
受験資格 ・1級:受験者… ネイリスト技能検定試験 2 級 取得者のみ。
・2級:受験者… ネイリスト技能検定試験 3 級 取得者のみ。
・3級:受験者…義務教育を修了した方であれば、どなたでも受験できます。
試験内容 筆記試験および実技試験
試験科目 ・1級: トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識。
・2級: サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する 技術及び知識。
・3級:ネイリストベーシックのマスター。ネイルケアに関する基本的な技術及び知識。
※二つの級を同時に受験することはできません。
※各級とも、試験当日、実技試験のモデルが必要となります。
合格率 ・1級:37.25%
・2級:40.00%
・3級:85.89%
※2013年秋期までの累計
受験料 ・1級:10,000円
・2級:8,000円
・3級:6,000円
詳細情報 公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター