ネイリストになるためにかかる費用

ネイリストになるために必要なもの

 

ネイリストになるために必ず必要とされる学歴要件、資格は存在しません。

そのため、未経験であってもネイリスト見習いとして採用するネイルサロンもあります。

しかし、お客様に施術を行うためには、プロとしての高い技術、爪に関する知識などを備える必要があります。

ネイルサロン間の生き残り競争も激しくなっているため、サロン側も即戦力を求める傾向にあります。

そのため、専門学校卒業や資格取得者を採用の条件とする求人も多くみかけます。

最近は市販のジェルネイルキットを用いて、簡単なアートを楽しむ女性も増えています。

プロとして素人と一線を画すためにも、アートだけでなく、爪の知識などを深く、総合的に学ぶ必要があります。

ネイリストになるためにかかる費用

 

専門学校に通学する場合

専門学校では、効率よくネイリストに必要な知識、技術を学ぶことが可能です。

国内には数多くの専門学校があり、その特色も様々です。

資格取得までしっかりサポートする学校もあれば、資格取得は任意とする学校もあります。

コンテストなど校内イベントが充実している学校も多く、ネイリストという同じ夢をもつ同期と切磋琢磨できるというメリットもあります。

専門学校に週5平日昼間にフルで通学する場合、入学金とあわせて年間100万程度かかるのが一般的です。

ネイリスト専門学校は2年制が多いため、200万円前後の費用負担が生じます。

一方で、専門学校によっては、夜間コース、週1(週2)コースを開講し、様々なニーズを持つ人に対応しています。

特に夜間や週末は、日中は他の仕事をしている人が多く、年代や経歴に幅があります。

平日昼間フルのコースに比べると授業時間が短くなり、より集中的な講義になりがちですが、料金もその分安くなり、年間30万円~50万円が相場になります。

また検定対策コースやアートトレーニングコースなど、目的に応じた単発コースも設けられていることもあり、1万円程~受講可能なこともあります。

通信講座や独学と上手に組み合わせ、費用を抑える人もいます。

専門学校に通学する目的、自分のレベル、費用効果を考え、専門学校を選ぶことが大切です。

通信講座受講の場合

通信講座は、自分が好きな時間に好きなペースで勉強可能なため、専門学校に通う時間がないという人に人気です。

また通信講座の場合、費用は平均で5万円~10万円から検討可能のため、費用負担も少なくてすみます。

通信講座を選ぶ際は、実技に力をいれている講座を選ぶことをおすすめします。

マネキンのハンドやネイルサロンチップに施術し、郵送すると添削をしてくれるなど実技に注力したコースであれば、より実践的な力が身に就くでしょう。

なかには、自宅で学ぶには難しい部分のみ、近くのスクールで講座受講できるなど、専門学校とあわせてよりニーズにあったサービスを展開しているものもあります。

また有名ネイリスト監修版の通信講座では、練習用マネキンハンド、チップ、カラーリングケア道具が一揃いついてくるものあります。

これらを一から揃えると購入の手間も費用もかかるため、道具がない人は、このような通信教育を選ぶと結果的に費用が安くなるかもしれません。

独学の場合

最近はネットで情報が多く溢れているため、ネイルに関する情報も簡単に入手できます。

インターネットで安価な海外製のチップなどを入手し、練習をすることも可能です。

日本ネイリスト協会に年会費、入会金を支払い、会員になることで、最新の情報が入手でき、ネイル用品を安く購入することもできるため、独学の場合は一度検討してみてもよいでしょう。

道具もピンからキリまでありますが、独学の場合の費用は数万円~10万円以下で、気軽にネイリストとしての勉強をスタートできるでしょう。

一方、独学では、技術目安のひとつとされるJNECネイリスト技能検定2級の合格は困難なものになるかもしれません。

技術レベルをネイリストとして通用するものに高めるためには、短期間でも専門学校に通学することをおすすめします。

安さに飛びつかないで比較する

 

ネイリストの専門学校や通信講座は、企業が母体のもの、有名ネイリストが行うものなど数多くあり、その値段は幅がありさまざまです。

なるべく費用を抑えたいと思い、安いスクールを選んでしまう人も多いです。

しかし、目先の費用だけで選ぶことは、内容の質が落ちたり、想像以上にオプション費用がかかったりすることもあります。

トータルの授業時間、内容

 

ネイルスクールの専門学校の場合、1回の授業時間を比較しましょう。

ネイリスト技能検定3級~2級習得を目指すレベル授業であれば、1回のレッスンは2~3時間、1時間単価は2,500円~4,000円が相場です。

1級を目指す授業の場合は、技術が高度になるため、1時間単価相場は4,000円~6,000円が相場となります。

授業単価が極端に安かったり、授業時間数が少なかったりする格安スクールの場合、授業内容が不十分でサロンワークに通用するレベルでない可能性もあります。

また人件費も抑えられているため、講師の技術スキル、知識が不十分なこともあります。

さらに格安ネイルサロンは、掲載費用安いものの、実は通うなかで講座を追加していくことが当たり前になっているところもあります。

もちろん全ての格安スクールの質が低いというわけではありませんが、目先の安さに飛びつかずに内容を精査しましょう。

中には高くみえても自習室を常時開放し、無料で講師の添削が受けられるなど十分なサポートを背景に、トータル費用は安くなり短期で技術習得できるスクールもあります。

目的にあったものを選ぶ

 

現在は趣味としてネイルを楽しむ女性も多く、通信講座の中には趣味でネイルを行う人向けのものも多くあります。

費用を見た場合、趣味で楽しむことを目的としている場合は5万円前後です。

しかし趣味を目的とした通信講座の場合、カリキュラムがプロ向けではなく、技術面のサポート体制がなく、検定試験の合格率が低くなります。

プロのネイリストを目指し通信講座を選ぶ時は、添削システムやスクーリング制度があるところなど内容をしっかり把握しましょう。

JNECネイリスト技能検定2級・3級、JNAジェルネイル技能検定(初級・中級・上級)取得を目指し、サポート期間が12か月以上のものは、費用相場として10万円~20万円が相場です。

消耗品や材料費、道具代の負担も考慮

 

勉強方法にかかわらず、ネイリストになるためにはキューティクルニッパー、ジェルネイル用ライト、筆など道具が不可欠です。

専門学校の場合、スクール指定のものを購入することが大半で、その費用は受講料金とは別途で20万円弱かかることも珍しくありません。

通信講座の場合、自分で道具を選ぶことも出来ますが、プロになるために勉強しているのであれば、ある程度しっかりとした道具を選ぶ必要があります。

またニッパーや筆は使用するにつれ劣化するため交換も必要です。

さらにポリッシュ、ジェル、スカルプなどの材料は全て消耗品で練習すればするほど、費用負担が大きくなります。

スクールによっては、道具が無料貸出、授業中の消耗品費を無料としているスクールもあります。

また通信講座の場合も、プロとして通用するレベルの道具が一式ついていたり、ネイル用品を卸価格(通常の30%~50%割引)で購入できる特典があったりするなど、選び方でトータル費用が抑えられることもあります。