似顔絵イラストレーターの仕事内容

デッサン力が必要

似顔絵は、短時間で簡単なタッチで描かれるので、精密なデッサン力は必要ないように思われている方も多いかも知れません。

ですが、これはもちろん大きな勘違いで、簡単なタッチにする方が、むしろデッサン力が必要です。

精密なデッサンを相当やりこんだ人だからこそ、簡単なタッチで、人の顔の特徴を表現することができるようになります。

コミュニケーション力が求められる

また、似顔絵イラストレーターに特別に問われる能力として、「コミュニケーション力」が挙げられます。

もちろん、人と一緒にお仕事をする以上、通常のイラストレーターでもコミュニケーション力は必要不可欠です。

しかし、このコミュニケーション力というのは、基本的に仕事の話であり、しかも「絵を描きながら話す」ということはあまりありません。

一方で似顔絵イラストレーターは、「絵を描きながら」話さないといけません。

「この人の鼻はこんな感じで、ほくろがここにあって…」ということを考えながら、「今日はこれからどちらに行かれるんですか?」というような、世間話も同時にこなす必要があります。

似顔絵の技術だけでなく、こうしてお客さんと打ち解けることが、いい似顔絵を描くために必要になるので、普通のイラストレーターより、サービス業的側面が強くなります。

在宅の仕事も増えている

ただ、最近では在宅で似顔絵の仕事をするイラストレーターも増えています。

それ専門の求人サイトもありますし、イラストレーターの仕事紹介のサイトには、似顔絵の案件もよくあります。

会社のホームページなどで、商品の開発担当の社員さんの似顔絵を載せるなど、最近需要が増えているようです。

こうした仕事の進め方であれば、技術さえあればコミュニケーション力なしでもやっていけるので、今までは似顔絵イラストレーターが苦手だった人でも、活躍できるようになっています。

また、長く経験を積んだイラストレーターさんの場合、通信教育の似顔絵講座で講師を担当することもありますし、書籍のイラストで、有名人の似顔絵を任されるなど、かなり特殊な舞台でも活躍することができます。

似顔絵に特化する道もある

イラストレーターと一口に言っても、いろいろなスタイルがありますので、「似顔絵が得意」「授業中にいつも先生の顔を描いていた」という人は、似顔絵に特化して、技術を磨いていくのも一つの方法でしょう。

そうして専門でやっていってもいいし、似顔絵で獲得した画力やパソコンの画像編集ソフトの操作スキルを活かして、他のジャンルに挑戦するのもいいかもしれません。

仕事体験談