配管工になるには

特別な資格は要らない

配管工になるには特別な資格は必要ありません。

配管工の資格として「配管技能士」「管工事施工管理技師」などがありますが、これらがなくても配管工になれるのです。

もっとも、これらの資格は実務経験があって受けることができるもの(一部例外あり)ですので、配管工になるための資格ではなく、配管工としてステップアップするための資格という位置づけになります。

学歴や年齢制限もない

配管工になるのに、学歴や年齢を問われることもほとんどありません。

学歴に関しては配管工の仕事は現場作業が主体であり、その経験を活かして知識や技術を習得していくことになるため、専門的な予備知識がなくても就労可能です。

したがって、中卒であっても求人に応募することができるような場合もあります。

年齢制限もとくにありませんが、前述のように現場作業主体の職種であるため、体力的な面から考えて、若くて体力があった方が有利でしょう。

このような理由から求人によっては年齢の上限を定めているところもあります。

求人に応募して働き出すこと

以上のように、特別な資格も要らなければ、学歴や年齢での制限もなく志願できるのが配管工です。

つまり、求人に応募し、採用されて働き始めた時点で配管工という肩書きを名乗ることができるということになります。

求人に関してはハローワークを始め、インターネットや新聞、雑誌等で探せば数多く見つけることができます。

中でも配管工は基本的に地場で仕事をする職種であるため、ハローワークに募集を出す企業が多いといえます。

求人に応募してめでたく採用され、働き出しても駆け出しの頃は雑務が中心となり、いわゆる「配管工」と呼んでもらえるのにふさわしい専門的な仕事をするようになるまではそれなりの時間がかかることを理解しておきましょう。

配管工が扱っている給水管・排水管・ガス管・空調機器などの配管は、いずれも漏れなどの不具合が大事故を招きます。

とくにガス管については施工ミスが人命にかかわることもあるので、経験の浅い者に施工させることはできません。

そのため、「配管工」に採用されても、一人前の「配管工」となるには現場経験を積まなければならないのです。

一人前になるまで

配管工として働き始めてから、大体3ヶ月間は研修期間を過ごすことになります。この期間に仕事に際する心構えや基本的な用語、道具の扱い方などを学びます。会社によっては座学で行うところもあるようです。

実際の現場では足元の整理整頓や資材や道具の運搬などの雑務を行うことになります。

これらは配管工の基本。とくに整理整頓の徹底は良い作業をする上で必須であるといわれているため、新人が最も注力すべき仕事であるといえます。

とはいえ、なかなか配管に携わることができないことで、もどかしい思いをするかもしれませんが、実はこの時期は先輩の仕事ぶりを最も間近でじっくり見られるチャンスに恵まれる期間でもあります。

実際に専門的なことを担当してからあせるようなことがないように、この時期は見て学ぶことに徹しましょう。だんだんと現場になれてきたら、工具を使った資材のビス締めなどを任されるようになります。

その後、配管の補佐として土の掘り起こし・埋め戻し・配管の設置・その他設備の設置や据付作業などを覚えていきます。

この時、試用期間中にいかに先輩の動きに注意を払ってきたかが問われるでしょう。

新人の必須アイテムとは

新人のポケットに常に忍ばせるべきもの、それはメモ帳とボールペンです。もちろんこれはベテランになってからでも欠かせない仕事道具でもあります。

新人を指導する側も同じことを何度も言うのは骨が折れるもの。一度言われたことを確実に吸収するためには書いて覚えることが一番です。

もちろん、書くことだけに集中し、仕事が疎かになるのでは本末転倒ですが、メモを持たずに現場に入ってくる新人は仕事に対する姿勢を疑われかねません。

また、先輩からの指示に忠実に作業をこなすのが基本ですが少し慣れてきたら、このメモを生かして自ら考え、先を読んで動くことも大切です。

そのような姿勢で仕事に臨むことで周囲の信頼を得ることにもつながり、より早く一人前に近づくことができるといえるでしょう。