ダンスのインストラクター資格の種類

ダンスのインストラクターには、ジャズダンス・バレエ・社交ダンス・ヒップホッブ・ストリートなどさまざまなインストラクターが存在します。

まずは自分の志すダンスは指導者資格がどうなっているのか調べる必要があるでしょう。

この記事では、ダンスのインストラクター資格の種類について解説します。

ダンスのジャンルによって事情がちがう

ダンス系インストラクターといっても、ダンスにはさまざまな種類があります

まず自分が志すジャンルのダンスは、指導者資格がどうなっているのかよく調べる必要があります。

ダンス系インストラクターの種類
  • ジャズダンス・インストラクター
  • バレエのインストラクター
  • 社交ダンスのインストラクター
  • ヒップホップやストリートダンスのインストラクター

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ジャズダンス・インストラクター

ジャズダンスのインストラクターになるための資格は、とくに必要ありません。

現状では、インストラクター資格の有無よりも、ジャズダンスの実力の方が重視されます。

ジャズダンスの専門インストラクターとして仕事をしている人は、

  • 芸能人のバックダンサーやポロモーションビデオ(PV)の出演歴
  • 有名な大会で優勝するなどの実績

をもつ人がほとんどです。

ジャズダンス専門で生活できる人は一握り

ジャズダンスのインストラクターとしての収入だけで生活するのは、なかなか大変です。

自分でもダンス活動をしながらインストラクターをしている人や、いくつもの教室を掛け持ちしている人が多いです。

スポーツジムやフィットネスクラブでジャズダンスを教えている人には、ジャズダンスの他にエアロビクスやヨガなど、さまざまな種目のインストラクターを兼ねている人が多いです。

ジムやクラブ所属のスポーツインストラクターが、自分の特技を活かしてジャズダンスを指導していることもあります。

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バレエのインストラクター

日本でバレエを教えるのに、資格はいりません。

実際、多くの人が資格をもたずに教えています。問われるのは、バレエを基礎からきちんと教えられる指導力です。

バレエ教室に助手として入り、経験を積みながら徐々にクラスを受けもつというのが一つのパターンです。

また、現役時代に活躍した人が指導者に転身することもあります。

バレエは、健康のために行うには、敷居の高い種目です。

現実に、スポーツジムやフィットネスクラブで、バレエ教室はほとんど開かれていません。

バレエ教室の指導者は、資格はなくても、バレエのレッスン経験があり、バレエの基礎が身についている必要はあるでしょう。

実際、舞台に立った経験のある人でなければ、なかなか生徒が集まりません。

バレリーナの仕事

社交ダンスのインストラクター

社交ダンスのインストラクターには、

  • 報酬を受け取れる「プロ資格」
  • ボランティアで教えることのできる「アマチュア資格」

があります。

「プロ資格」は、現在では競技力の向上を目的にプロ競技者が取得するものになっています。

またプロインストラクターになるには、大きな大会で上位入賞するなど、ある程度の実績がなければ、なかなか生徒が集まらないといわれています。

アマチュア資格には、

  • 日本ダンススポーツ連盟の「公認指導員」
  • 日本ボールルームダンス連盟の「地域インストラクター」

があります。しかし、報酬を受け取れないため、仕事として行うことは難しいです。

ヒップホップやストリートダンスのインストラクター

ヒップホッブやストリートダンスのインストラクターになるための資格は、とくに必要ありません

ダンサーの仕事

しかし、近年ヒップホップやストリートダンスなどのインストラクター養成講座や、インストラクター資格などが設けられるようになってきています。

ダンスを教えるには、基礎や指導法など知っておく方が有利です。

専門学校や大学で学んでもいいですし、養成講座を受講するのも一つの方法です。

ただし、まだヒップホップやストリートダンスを習いたいという生徒が少なく、生徒が集まりにくいという課題があります。

各種コンテストで上位入賞したり、アーティストのバックダンサーだった人など、その世界で有名な人でなければ、生徒が集まりにくいのが実情です。

ダンスのインストラクター資格の種類のまとめ

ダンスのインストラクターにはジャズダンス・バレエ・社交ダンス・ヒップホッブ・ストリートなどさまざまなインストラクターが存在します。

ダンスを教えるには、基礎や指導法など知っておく方が有利です。

専門学校や大学で学ぶのもいいですし、養成講座を受講するのも一つの方法です。